大好きな君とずっと一緒にいたい〜独占欲強めな俺様CEOに囲われて〜
 「分かった…私は、悠人の言葉を信じる…自分に自信はないけど、悠人を思う気持ちは誰にも負けないから‼︎」

 泣きながらも満面な笑みで笑う葉月の笑顔は、俺が一番見たかった葉月の顔だった

 可愛いな…

 俺は思わず葉月の唇にキスをした…
 「ん…ふぁ…んん…」
 俺のキスに葉月の舌がいやらしく反応する…

 俺達はお互いの気持ちを確かめ合うように何度もキスを重ねた…

 「やばいな…このままだとしたくなる…」
 このまましてもいい⁇

何度も何度もキスを重ねて止まらなくなった俺は、葉月の耳元で甘く囁いた…
その場でゆっくり押し倒し、またキスを重ねる…

ゆっくり服の上から胸に触れようとすると…

 「ちょっ、ちょっと待って悠人⁈」
俺の手は葉月の右手によって静止された…

 いつもは待ってと言って抵抗する仕草を見せても、推しに弱い葉月は直ぐに感じて俺を受け入れてしまうのに、今の葉月は全力で俺を拒んでいる様に感じる…

「やっぱり俺の事がまだ許せないの⁇」
 自信なさげに俺が訊ねると、「ち、違うの…そうじゃなくて…」と葉月は辿々しく言葉を発した…

 俺が不思議がっていると、葉月は恥ずかしそうに照れながら一気に言葉を発した…

 「私…赤ちゃんができたの‼︎」
 
 えっ⁉︎赤ちゃん⁉︎

 「えっ⁉︎えー⁉︎」

 うそ⁈
 信じられない嬉しすぎる言葉に俺は一瞬耳を疑ってしまう
 俺は思わず葉月のお腹にそっと触れた…

 「本当だよ‼︎今日ちゃんと産婦人科に行って、7週目に入ってるって」

 葉月は嬉しそうに愛おしそうにお腹を触っている‼︎その表情はすっかり優しいママの表情だった‼︎

 「マジかー‼︎超嬉しい」 
 俺はガッツポーズをして喜んだ

 「最近よく貧血みたいに眩暈がするし、体が怠くて眠くしょうがなかったから、携帯で調べたの‼︎毎月のあれも遅れてたから、検査薬買って調べたら陽性だったの‼︎悠人が朝帰りした前の日に報告しようと思ってたんだけど、朝帰り事件があってショックで怒りもあったし、何となく言えなかった…」

 葉月はバツが悪そうに下を向いて俯いている…
 葉月はあの夜に俺に妊娠のことを打ち明けるつもりだったのだ…

俺は妊娠初期の一番大事な時期なのに、葉月に多大なるショックを与えていた事が心から申し訳なくなった…

 「葉月の身体の一番大事な時期なのに、ショックを与える様な事して本当にごめん⁉︎これからは絶対に葉月を傷付けない、悲しい思いはさせないと誓うから」
 
 俺は今後絶対に葉月を傷付けない…葉月とお腹の赤ちゃんを絶対に守ってみせると葉月に誓った‼︎

 「悠人はモテるから、女の人が寄ってくるのも仕方ないと思ってた…でも、やっぱり悠人が他の女の人と親しそうに喋ったりしているのは嫌で、自分が嫉妬してるって分かって心の狭い自分が嫌だった…」

葉月らしい言葉だと思う‼︎
普通は俺が別の女といたら嫌なのが当たり前なのに、嫉妬してしまっている自分が嫌で自分を責めているのだ…

 葉月は生粋の優しい子だと思った…

 「俺は逆に葉月が嫉妬してくれて、俺だけが嫉妬してるんじゃないんだって分かってた良かったよ…嫉妬してるのはいつも俺の方で、俺ばっかり思ってるのかとか思ってた⁉︎」
 俺は傍目から見たら情けなく感じることかもしれないけれど、正直な胸の内を葉月に打ち明けた
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