大好きな君とずっと一緒にいたい〜独占欲強めな俺様CEOに囲われて〜
直己の言葉は更に意外だった…
私と付き合っていた時の直己は自信家で調子が良くて、でも優しい所がある、どこか憎めない人だった…
直己とは私が派遣で勤めていたCMの企画会社で知り合って、直己はそこの営業部門に勤める正社員だった…
「君…小谷野さんだよね⁇俺営業課の山川直己って言うんだ‼︎今度一緒に食事でも行かない⁇」
まるでナンパの様な直己からの突然の誘いに私は驚いた‼︎
高校の時はガリ勉で初恋の悠人を遠目で見ていることしかできず、大学も途中で中退してしまった私に、恋をしている暇なんてなくて、私は気付けば23の歳を迎えていた…
「いいですけど…」
辿々しく答えた言葉に私の初めて声を掛けられたドキドキと恥ずかしさが含まれていて、上手く返事が返せなかった時の事を思い出す…
私の初めては全部直己で、私の恋愛と言う色の付いた感情も、恋人がいるという日々も、私の生活は全部直己が基準だった…
思い出すと懐かしいなーと少し感慨深くなる私は現在に思いを戻した…
「謝らなくてもいいよ…直己が浮気に走ったのは、私に直己を浮気に走らせる至らない所があったからだもん…違う女の人に走っても仕方なかったんじゃないかって、後で思い返してもそう思ってる…」
直己は複雑そうな顔をして少し考えている…でもふっと少し笑って、静かに口を開いた…
「そう言う所かな…葉月はいい意味で真面目すぎて、完璧すぎるんだ…それが逆に疲れるって言うか…そそっかしいから放っておけない所はあるけど、何でも完璧で、俺が何やってもニコニコ優しくて、全く俺を責めなかっただろ⁈」
俺が結婚願望はないって言っても、二股かけてても全然俺を責めなかったし…
「それは…言って直己に嫌われたくなかったからだよ…何でもないふりして、本当は四年も付き合ってるんだから結婚してよって言ってやりたかった…二股も酷いって…」
今だから言える事を私は吐露する…言っていて今更言っても滑稽だなと笑ってしまった
「本当は俺、二股が発覚する前も浮気してたんだ…」
直己は聞きたくなかった事実をサラリとカミングアウトする…
「何それ⁉︎最低だね…」
蔑む様な事を言っているのに、言っていて私はハハハと笑えてしまった…
「そう‼︎俺ってこんな奴⁉︎」
直己も悪びれもなく笑っている
「葉月は俺が浮気してても全然気付かないし、俺にとって都合が良かったんだ」
更に最低な事を言う直己はやっぱり何の悪びれもない…
「本当に最低だね⁉︎でも…逆に聞けて良かったかも」
言いながらも笑える私は、もうすっかり直己に未練なんかない事が再確認できた気がした…
「まあ葉月が今幸せだって分かって良かった‼︎もう俺みたいな最低な奴に引っかかるなよって言いたかったからさ…」
直己は本当に憎めないなと思う…
調子がいい人だったけど、どこか憎めなくて、私には直己が全てだった…
「自分で言うか…」
言い返す私はやっぱり笑顔になってしまう…
「じゃあな…」
「うん…じゃあ」
そう言って私達は別れた…
あんな別れ方をした私達だったけど、過ぎ去って仕舞えばいい思い出になるんだなと笑えてくる…
私が今こうして幸せな毎日を送っていられるのも、悠人のおかげだと思う…
あの日同窓会に出席して私が酔い潰れなければ、私達は1日限定の恋人契約を結ぶ事もなかったし、結婚する事もなかった…
私は今の幸せを噛み締めながら、あの日悠人と再会できた奇跡に感謝した…
・:*+..:+・:*+.:+
私と付き合っていた時の直己は自信家で調子が良くて、でも優しい所がある、どこか憎めない人だった…
直己とは私が派遣で勤めていたCMの企画会社で知り合って、直己はそこの営業部門に勤める正社員だった…
「君…小谷野さんだよね⁇俺営業課の山川直己って言うんだ‼︎今度一緒に食事でも行かない⁇」
まるでナンパの様な直己からの突然の誘いに私は驚いた‼︎
高校の時はガリ勉で初恋の悠人を遠目で見ていることしかできず、大学も途中で中退してしまった私に、恋をしている暇なんてなくて、私は気付けば23の歳を迎えていた…
「いいですけど…」
辿々しく答えた言葉に私の初めて声を掛けられたドキドキと恥ずかしさが含まれていて、上手く返事が返せなかった時の事を思い出す…
私の初めては全部直己で、私の恋愛と言う色の付いた感情も、恋人がいるという日々も、私の生活は全部直己が基準だった…
思い出すと懐かしいなーと少し感慨深くなる私は現在に思いを戻した…
「謝らなくてもいいよ…直己が浮気に走ったのは、私に直己を浮気に走らせる至らない所があったからだもん…違う女の人に走っても仕方なかったんじゃないかって、後で思い返してもそう思ってる…」
直己は複雑そうな顔をして少し考えている…でもふっと少し笑って、静かに口を開いた…
「そう言う所かな…葉月はいい意味で真面目すぎて、完璧すぎるんだ…それが逆に疲れるって言うか…そそっかしいから放っておけない所はあるけど、何でも完璧で、俺が何やってもニコニコ優しくて、全く俺を責めなかっただろ⁈」
俺が結婚願望はないって言っても、二股かけてても全然俺を責めなかったし…
「それは…言って直己に嫌われたくなかったからだよ…何でもないふりして、本当は四年も付き合ってるんだから結婚してよって言ってやりたかった…二股も酷いって…」
今だから言える事を私は吐露する…言っていて今更言っても滑稽だなと笑ってしまった
「本当は俺、二股が発覚する前も浮気してたんだ…」
直己は聞きたくなかった事実をサラリとカミングアウトする…
「何それ⁉︎最低だね…」
蔑む様な事を言っているのに、言っていて私はハハハと笑えてしまった…
「そう‼︎俺ってこんな奴⁉︎」
直己も悪びれもなく笑っている
「葉月は俺が浮気してても全然気付かないし、俺にとって都合が良かったんだ」
更に最低な事を言う直己はやっぱり何の悪びれもない…
「本当に最低だね⁉︎でも…逆に聞けて良かったかも」
言いながらも笑える私は、もうすっかり直己に未練なんかない事が再確認できた気がした…
「まあ葉月が今幸せだって分かって良かった‼︎もう俺みたいな最低な奴に引っかかるなよって言いたかったからさ…」
直己は本当に憎めないなと思う…
調子がいい人だったけど、どこか憎めなくて、私には直己が全てだった…
「自分で言うか…」
言い返す私はやっぱり笑顔になってしまう…
「じゃあな…」
「うん…じゃあ」
そう言って私達は別れた…
あんな別れ方をした私達だったけど、過ぎ去って仕舞えばいい思い出になるんだなと笑えてくる…
私が今こうして幸せな毎日を送っていられるのも、悠人のおかげだと思う…
あの日同窓会に出席して私が酔い潰れなければ、私達は1日限定の恋人契約を結ぶ事もなかったし、結婚する事もなかった…
私は今の幸せを噛み締めながら、あの日悠人と再会できた奇跡に感謝した…
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