(3/15番外編追加)大好きな君とずっと一緒にいたい〜独占欲強めな俺様CEOに囲われて〜
 「姉ちゃんには昔から面倒見てもらって、両親が亡くなってからは自分を犠牲にして大学中退して働いて…ずっと苦労をかけてきました‼︎姉ちゃんには絶対に幸せになってもらいたいんです…どうか姉ちゃんを宜しくお願いします」

 歩が悠人に向かって畏まって深々と頭を下げてお願いするから、私は驚いてしまった…

 「勿論‼︎俺が絶対に姉ちゃんを幸せにするから‼︎だから安心して俺に任せて」

 悠人の頼もしい言葉に私は涙が出てきてしまった…

 泣いている私を悠人が宥める…

 「もう‼︎そんなに私を泣かさないでよ。2人共急に私の事泣かせすぎだから⁉︎」

 私は嬉しくて感激の涙がこぼれてしまう…

 その後悠人と歩はやっぱり意気投合して沢山話した後、「じゃあ俺そろそろ帰ります‼︎新婚さん2人の邪魔はしたくないし…」と言って帰り支度を始めた…

 「まあ姉ちゃんが幸せそうで良かった」

 私が玄関先まで歩を見送ると満面の笑みで歩が私に声を掛ける

 「うん‼︎こんなに幸せでいいのかなってくらい今は本当に幸せ‼︎だから私の事は心配しないで」

 私も満面の笑みで歩に答えた…

 「じゃあ、また」と言って歩は帰って行く…
 
 私にとっては小さい頃から甘えん坊で自分の後を付いてくる小さかった弟のままだったが、それなりに逞しく育ったなと弟の帰る背中を見て私は誇らしくなった…

 「今日は有難う」

 もう歩は帰って姿は見えなくなってしまったけれど、去って行った歩の背中に私はそっとお礼を言った
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