推しのアイドルは俺が守る
俺には推しのアイドルがいる。彼女のライブには毎回言ってるし、出演しているテレビや動画も、全部チェックしている。
推し活のために使った金は、全部でいくらになるかわからない。

だけど、そんな彼女には、ある悩みがあるんだ。
それは、最近誰かにつきまとわれてるってこと。いわゆる、ストーカーってやつだ。

道を歩いていると誰かがついてきたり、家の中に入った形跡があったり、そんなことが何度も続いた。
ファンの前では黙っていたし、決して不安を表に出さなかったけど、内心ではかなり参っていた。

推しがそんな目にあったんだ。当然、俺はそのストーカー野郎が許せなかったね。
できることなら、捕まえて警察に突き出してやりたい。
そう思っていたら、チャンスがやってきた。
彼女が仕事で家を出ている時に、家の中に侵入したやつがいたんだよ。
それに気づいた俺は、もちろんすぐに警察に通報した。
その結果、家に侵入したストーカー野郎は無事に逮捕された。
これで、彼女も安心できるだろう。

ちなみに、警察への通報は、匿名でやった。
本当は、俺が通報したんだよって彼女にアピールしたかったけど、そこは我慢。
これからも、一ファンとしてずーっと見守っているからね。


【解説】

なぜ彼は、アイドルの家に人が侵入したとわかったのか。ファンの前では黙っていたストーカー被害を知っていたのか。
自分は彼もまたストーカーで、アイドルやその家を常に見張っていた。
警察への通報を匿名でやったのも、自分が捕まらないようにするため。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop