あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
「お待たせ!おっ、羽瑠!将来の俺の右腕よ!」
「わぁーっ!おじちゃんだぁー!」
羽瑠は強志にヒョイッと、片手で抱き上げられた。
「瑠花もおいで」
「イヤッ!パパがいい!」
瑠花は知らん顔して瑠宇斗の胸に顔を隠した。
「そのうち、俺におねだりする時だけ、笑顔を見せるような美魔女になるんだろうか・・・」
「何を言ってるんですか、人の娘のことを・・・」
「美魔女だろうが何だろうが、俺は瑠花に何でも買ってやるぞ!」
頭を撫でるとそっぽを向く瑠花が、愛おしくて堪らない強志は何度も頭を撫でては、手を払われていた。
「しつこいとそのうち本当に嫌がられますよ・・・ところで、何ですか?今日は瑞穂に用があるんでしょ?」
瑠宇斗の言葉で今まで大笑いしていた強志から笑顔が消え、真剣な面持ちになった。
「今度の土曜日、俺が神として守っていた『豪火山』に一緒に行って欲しいんだ」
「はい・・・いいですけど・・・旅行ではなさそうですね」
「どんなに仕事で成功しても、神としての仕事を全うしても、豪火町のことが頭から離れないんだ。特に、ここ数年は、充実しているだろ・・・尚更、草1本生えない麓にある土地を見ると、胸が苦しくなるんだ・・・そこで、瑞穂ちゃんの力と瑠宇斗の頭脳を借りたい」
「わ、私、そんな力ありません!」
「癒怒山も浄化しただろ?」
「それは私では無く・・・私ですが、私の意思では無く、感情が昂れば勝手に出て来る力で・・・」
「旅行だと思って一緒に行って欲しい。この通りだ!頼む!」
それを見た瑠宇斗が、いつもは強志を冷たくあしらっているが、弱気になる強志を見て、
「瑞穂。俺からも頼む。無理はさせない。行ってみるだけでもいいんだ」
と、瑠宇斗が瑞穂に願い出た。
どんな時も心強く、先頭に立ち自分達を守って、進む道を示してくれた強志のために、瑞穂も恩返しがしたい。
「お役に立てるか分かりませんが、強志さんのためなら行きます!」
「ありがとう、瑞穂ちゃん。瑠宇斗も・・・飛行機の手配はしておくから、着いたら灯樹に案内させるよ。俺は現地で待っているから・・・じゃあ、また明日」
腕に抱えていた羽瑠を下ろすと、いつも帰る時にするハイタッチをして、強志は帰っていった。
「わぁーっ!おじちゃんだぁー!」
羽瑠は強志にヒョイッと、片手で抱き上げられた。
「瑠花もおいで」
「イヤッ!パパがいい!」
瑠花は知らん顔して瑠宇斗の胸に顔を隠した。
「そのうち、俺におねだりする時だけ、笑顔を見せるような美魔女になるんだろうか・・・」
「何を言ってるんですか、人の娘のことを・・・」
「美魔女だろうが何だろうが、俺は瑠花に何でも買ってやるぞ!」
頭を撫でるとそっぽを向く瑠花が、愛おしくて堪らない強志は何度も頭を撫でては、手を払われていた。
「しつこいとそのうち本当に嫌がられますよ・・・ところで、何ですか?今日は瑞穂に用があるんでしょ?」
瑠宇斗の言葉で今まで大笑いしていた強志から笑顔が消え、真剣な面持ちになった。
「今度の土曜日、俺が神として守っていた『豪火山』に一緒に行って欲しいんだ」
「はい・・・いいですけど・・・旅行ではなさそうですね」
「どんなに仕事で成功しても、神としての仕事を全うしても、豪火町のことが頭から離れないんだ。特に、ここ数年は、充実しているだろ・・・尚更、草1本生えない麓にある土地を見ると、胸が苦しくなるんだ・・・そこで、瑞穂ちゃんの力と瑠宇斗の頭脳を借りたい」
「わ、私、そんな力ありません!」
「癒怒山も浄化しただろ?」
「それは私では無く・・・私ですが、私の意思では無く、感情が昂れば勝手に出て来る力で・・・」
「旅行だと思って一緒に行って欲しい。この通りだ!頼む!」
それを見た瑠宇斗が、いつもは強志を冷たくあしらっているが、弱気になる強志を見て、
「瑞穂。俺からも頼む。無理はさせない。行ってみるだけでもいいんだ」
と、瑠宇斗が瑞穂に願い出た。
どんな時も心強く、先頭に立ち自分達を守って、進む道を示してくれた強志のために、瑞穂も恩返しがしたい。
「お役に立てるか分かりませんが、強志さんのためなら行きます!」
「ありがとう、瑞穂ちゃん。瑠宇斗も・・・飛行機の手配はしておくから、着いたら灯樹に案内させるよ。俺は現地で待っているから・・・じゃあ、また明日」
腕に抱えていた羽瑠を下ろすと、いつも帰る時にするハイタッチをして、強志は帰っていった。