目の悪い君と余命半年の私

残りの寿命は

私には少し遠い存在だと思っていた高校生
だけど今年憧れだった高校生になった私



中学の時から憧れていた高校生






いつでもキラキラしていて私の中で
"ざ"青春のイメージ









だから私も高校生になったら









大好きな友達と毎日を過ごしてバカ騒ぎして



恋をして好きな人と付き合う




そんな青春ができると思ってた









だけど...








私の現実は想像とは程遠かった...










「生きれて半年でしょう」
え...?
病院の先生にそう言われて私は思わず動揺する





半年...?





いや嘘だよね?
え、だってこの前まで元気で最近ちょっと頭痛が酷くて微熱があったってだけで…








私はそのことを聞いた瞬間愕然とした。
そして病室に沈黙が訪れる。
そこで沈黙を破ったのがお母さんけど先生とお母さんの話を私は聞けずにいた。










私天月星凪高校1年今日余命宣告されました...





「これから数日検査しますので2日ほど入院してもらいます」
入院…
「わかりました星凪あなたは先に部屋に行っておいて」
母に言われて思わず頷く
「え、あ、うん」



‪· · ───── ·✧· ───── · ·‬

𝒔𝒊𝒅𝒆_____




ザァー…ザァー…
海の音を聴きながら手紙を開く





⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆


___へ
__がこっちを読んでいるってことは
手術成功したんだね。おめでとう
__がこれを読んでる頃私は
もうそこにはいないでしょう
これは私が__に送る最初で最後の手紙。
そして私からの2つ目の誕生日プレゼント



⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆

「はは…2つ目のプレゼントか…」
俺は1人誰もいない浜辺でボソリとつぶやく

俺は1人大好きな人と来た初めてのデート場所で浜辺に座り潮風にあたりながら大好きな人から手紙を読んでいた。


その手紙には見ていて優しくて真っ直ぐな人が書いたとわかるような綺麗な字で書かれていた。


「そんなのいらないから…戻ってきて…」

また俺の大好きな綺麗な声を聞かせてよ
いつもみたいにひょっこりでてきて俺を驚かせてよ…
そう思っても俺の会いたい人は出てこない。




「〇〇…置いていかないで…」
俺はもう届かない声を1人海に向かってだす

ザァー…ザァー…
海の音がその声を消すように波の音がする
「____くんそろそろ入っておいで」

「はい…」

黒髪のロングのエプロンをつけた女性に呼ばれ俺は歩きだす
もう一度一緒に来たかったな…
海をもう一度振りかえって思う。
ザァー…ザァー…
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