空虚な4分前に最恐な光を〜それが、運命だから〜


「そうか。じゃあ。」

最後に笑って歩いていった。

…なにこれ、こんな強い麻酔薬飲んだことない。

ちょっと飲んだだけなのに。

意識が朦朧としてくる。

…部屋戻るか。

周りには怪しまれないように歩いて部屋に戻る。

そしてベットにダイブした。

…あ、これ、情報集めたのに記憶なくなったら最悪だな。
まとめるか。

私は机に座り、集まった情報をまとめていく。

いつのまにか30分も経っていて、意識はさっきよりも鈍い。

寝ようかな、と思った時。

「……っ!!」

何この気配。
ピリッとしたのは殺意か。

気配の消し方が上手い……さっきの男性だ。

他には...10人といったところか。

何かの組かな。

そっちも情報収集ってところ?

私はまとめていた資料を隠し、寝たふりをして入ってくるのを待つ。

あ、やば。本当に寝ちゃいそう。
意識が落ちないように目をがん開いていると、カチャっと音が鳴り入ってきた。

目閉じなきゃ。

…全員気配を消すの上手いな。

私に近寄ってくるのを確認。

一人の男が私の腕を掴もうとしたとき、

「うわぁ!」

よしっ、いった!

掴もうとしてきた腕を掴んで背負い投げ。

その声に振り返った男達が一斉に私に襲いかかる。

私は攻撃を防御しながら攻撃を与えて最後の一人、若い男性だけになった。

「…どうしてこんなことを?」

私が戦えることを知ったから普通に話す。
この人は私の存在を元々知っているのだろう。

「それよりもよく意識保ってるね。」

「…なんで麻酔薬入れたんですか。」

「おっとー。不意打ちはずるいよー。」

私が足を引っ掛けようとしても避けられてしまう。

「それよりもあなたは誰。」

「質問が多いなぁ。とりあえず自己紹介しない?偽名でいいからさ。」
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