訳あり少女は溺愛されても困ります!!??


しかし彼から予想外に聞こえてきたのは笑いを堪える声で

花「え?怒って。。ない?」


びっくりして顔を上げる

きっと今私間抜けな顔をしてる

岩「あはは!そんな事で怒らないよ!
僕は岩永南里(いわなが なんり)南高の2年生!
よろしくね!」


猫ちゃんなんて初めて言われたけどってちょっと可笑しそうに笑ってる


花「わ、私は西園寺花梨です!
新入生なんですけど、体育館の場所が分からなくて迷子になってしまって。。」


ぶつかって失言した上に迷子だなんて本当に恥ずかしい。。


岩「やっぱり新入生だったんだ!
この学校でこんなに可愛い子見たことなかったからそうだと思った!」


ん?可愛い?私が?お世辞でも嬉しい事を王子様スマイルで言ってくれる。。

この先輩なんていい人なの!!なんて感動してると


岩「この先を左に曲がると体育館に行けるよ!」


と言い奥の道を指さす先輩


こんなに失態を晒してる私に体育館までの道も教えてくれるなんて!!本当にいい人すぎるよ!!


花「わざわざ体育館への道まで教えて頂きありがとうございます!!本当に助かります!!」


ぺこっとお辞儀をして教えてくれた方向へ走り出した瞬間


岩「きっとまたすぐ会えるよ!入学式頑張って!」


花「え?。。」


振り返るともう先輩は反対方向に歩き出していた


(またすぐ会えるってどういうことだろう)


まぁいっか!とりあえず体育館に急がなきゃ入学式に間に合わない!


私は体育館目指してそのまま足を進めた



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