ポンコツ御曹司の初恋は…
月曜日、櫻木さんは出社して、当たり前だけど普通に仕事をしている。
そして余計なことは話さない。
当たり前のことだけど違和感があって、私のほうが緊張してしまう。
昼前、突然会長がやってきた。
「会長、お早ようございます」
慌てて課長が近付いていった。
このフロアに会長が来るなんて珍しいから課長も焦っているみたい。
「久しぶりの役員会議の前に華ちゃんの仕事振りを見ようと思ってね。華ちゃん、頑張ってるかい」
仕事では厳しい会長でも孫のことになると好好爺になってしまう。
「お祖父様、いらっしゃってたんですか」
あー、そういうことか。
孫の婚約者、可愛いんだろうなぁ。
私には関係ないや。
チクンと胸がいたいけど、これも今のうち、傷も浅いからすぐに治まるだろう。
「今から司のとこに行ってくるから、華ちゃんが仕事頑張ってるって伝えておくね。そのうち食事でも皆で一緒にね」
手をヒラヒラと振って出ていかれた。
「先輩、そういうことですから、宜しくお願いしますね」
わざわざ私に言ってこなくても良いじゃない、付き合ってるわけではないんだから。
私にはもうどうすることも出来ないし、しようとも思ってないから。
櫻木さんこそ、ちゃんと司さんを掴んで離さないでおけば良いじゃないの。
そして余計なことは話さない。
当たり前のことだけど違和感があって、私のほうが緊張してしまう。
昼前、突然会長がやってきた。
「会長、お早ようございます」
慌てて課長が近付いていった。
このフロアに会長が来るなんて珍しいから課長も焦っているみたい。
「久しぶりの役員会議の前に華ちゃんの仕事振りを見ようと思ってね。華ちゃん、頑張ってるかい」
仕事では厳しい会長でも孫のことになると好好爺になってしまう。
「お祖父様、いらっしゃってたんですか」
あー、そういうことか。
孫の婚約者、可愛いんだろうなぁ。
私には関係ないや。
チクンと胸がいたいけど、これも今のうち、傷も浅いからすぐに治まるだろう。
「今から司のとこに行ってくるから、華ちゃんが仕事頑張ってるって伝えておくね。そのうち食事でも皆で一緒にね」
手をヒラヒラと振って出ていかれた。
「先輩、そういうことですから、宜しくお願いしますね」
わざわざ私に言ってこなくても良いじゃない、付き合ってるわけではないんだから。
私にはもうどうすることも出来ないし、しようとも思ってないから。
櫻木さんこそ、ちゃんと司さんを掴んで離さないでおけば良いじゃないの。