君と出会って一年。この気持ちが恋だと気づきました。上 完結
〜光目線〜

「じゃあ光が余ったことにして、琴葉ちゃんと組んでこい!」

「でも、琴葉が余ると思う?」

「琴音が女子たちも琴葉ちゃんを余らせて光と組ませようって話になってるらしい。もちろん琴葉ちゃんは知らないらしいけど。」

「わかった。頑張ってくるわ!」

って言うことはさ、うちのクラスみんな、俺が琴葉のこと好きなの知ってるってことでしょ。よくよく考えると、はずいって…

「男子で余ったのって光くん?」

「えっ、あっ、うん。そうだよ。」

「じゃあ私とだね。よろしくね。」

「よろしく!じゃあ席座る?」

「うん。」

ほんとに琴葉と一緒なのか!やった!横目に見ると、みんながファイトってしてる。琴葉に好きになってもらえるようにがんばろ!

「ここだね。座ろ。」

って、待って。向かい合わせなんて聞いてないんですけど。距離、めっちゃ近くない!?

「あっ、ごめん。足当たったよね。」

「えっ、いや全然…」

琴葉、顔赤くしてる!俺のことを男として見てくれてるってこと?ただ単に足が当たってびっくりしたってこと?

『いただきます!』

琴葉がマスク外したところあんま見たことないんだけど。めっちゃかわいい。

「えっ、これか…」

「どした?」

「いや、これあんまり好きじゃないやつでさ。」

「ん、俺好きだからもらうね。」

「えっ、いいの?ありがとう!」

笑顔めっちゃかわいいんだけど。その笑顔は俺以外には見せてほしくないな…なんて、彼氏でもないのにだめだよねぇ。

「えっと、琴葉ってさ、告白されたこと何回ある?」

「光くんの入れてニ回かな。」

「えっ、もう一人って誰?」

「…夏くん。」

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