【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
21 私の方が
「わ、かわいい。かわいいね! こんなお部屋あったんだ」
その部屋の扉を開いた時から、もう興奮が止まらなかった。やっと以前から来ようと約束していたアリスの好みだという宿屋に二人で来られたのだ。
一度ゴトフリーの緊急招集があって、最初に言っていたその日はダメになってしまったけれど、もう一度予約を取り直してからの仕切り直しとなった。ゴトフリーはアリスの着替えなんかが入った大きなバッグを可愛らしい模様の入ったテーブルの上に置いてにこっと笑った。
「ふ。本当に可愛いものが好きなんだな。アリスの部屋もこういう雰囲気だったから絶対好きだと思ったんだ」
一度だけ入ったことのある自分の部屋の様子を覚えていてくれたゴトフリーに近付くと、その筋肉質な腕を掴んで引っ張ると一緒にベッドに腰掛けた。隣に座って自分を見上げながら、すごく嬉しそうな顔をしているアリスの顔を見て彼は満足そうにその紺色の目を細めた。
「あの時だけで覚えててくれていたの? この部屋って私の理想ぴったりだから、いつかこんな部屋に住んでみたいな……」
全体的にピンクの色調でところどころに効果的に白と赤が入っている。本当に可愛らしくて思わず何度も見回してしまう。
その部屋の扉を開いた時から、もう興奮が止まらなかった。やっと以前から来ようと約束していたアリスの好みだという宿屋に二人で来られたのだ。
一度ゴトフリーの緊急招集があって、最初に言っていたその日はダメになってしまったけれど、もう一度予約を取り直してからの仕切り直しとなった。ゴトフリーはアリスの着替えなんかが入った大きなバッグを可愛らしい模様の入ったテーブルの上に置いてにこっと笑った。
「ふ。本当に可愛いものが好きなんだな。アリスの部屋もこういう雰囲気だったから絶対好きだと思ったんだ」
一度だけ入ったことのある自分の部屋の様子を覚えていてくれたゴトフリーに近付くと、その筋肉質な腕を掴んで引っ張ると一緒にベッドに腰掛けた。隣に座って自分を見上げながら、すごく嬉しそうな顔をしているアリスの顔を見て彼は満足そうにその紺色の目を細めた。
「あの時だけで覚えててくれていたの? この部屋って私の理想ぴったりだから、いつかこんな部屋に住んでみたいな……」
全体的にピンクの色調でところどころに効果的に白と赤が入っている。本当に可愛らしくて思わず何度も見回してしまう。