【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
「……そっか。あのね、アリス。こんな時に何なんだけど、この前のキャサリンの事を先に説明しときたいんだけど」
あの食堂での騒ぎになった時以来、職場である城の中でしか会えなかったし、ゴトフリーの決められた勤番の関係上、帰りも時間は合わなくて完全に二人きりになったのは初めてだ。あの時からずっと説明したくてたまらなかったのか、堰を切ったようにゴトフリーは話し始めた。
「俺の過去のことで、アリスに嫌な思いをさせてごめんね。あいつは俺と別れる時に二股をかけていて、それが原因で別れていたから、今更あんなことをするなんて思いもしなかった。俺には今あいつに気持ちはひとかけらも残っていないから、絶対に誤解しないで欲しいんだ」
アリスはそれを聞いてすこし戸惑ってしまった。もちろんゴトフリーの気持ちは自分にあることは、ぜんぜん疑ってもないし、彼があのキャサリンと浮気する心配など全くしていない。でも、やっぱりエディが以前に言っていたように二股をかけられて別れていたという事実が、どうにも信じられないのだ。
こんなに素敵な人が恋人なのに、他に目移りすることなど……有り得るのだろうか?
あの食堂での騒ぎになった時以来、職場である城の中でしか会えなかったし、ゴトフリーの決められた勤番の関係上、帰りも時間は合わなくて完全に二人きりになったのは初めてだ。あの時からずっと説明したくてたまらなかったのか、堰を切ったようにゴトフリーは話し始めた。
「俺の過去のことで、アリスに嫌な思いをさせてごめんね。あいつは俺と別れる時に二股をかけていて、それが原因で別れていたから、今更あんなことをするなんて思いもしなかった。俺には今あいつに気持ちはひとかけらも残っていないから、絶対に誤解しないで欲しいんだ」
アリスはそれを聞いてすこし戸惑ってしまった。もちろんゴトフリーの気持ちは自分にあることは、ぜんぜん疑ってもないし、彼があのキャサリンと浮気する心配など全くしていない。でも、やっぱりエディが以前に言っていたように二股をかけられて別れていたという事実が、どうにも信じられないのだ。
こんなに素敵な人が恋人なのに、他に目移りすることなど……有り得るのだろうか?