【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
22 お風呂
泊まりに来たのだからお風呂に入らねばと、いそいそと荷物を持って早速脱衣所に入ると、アリスはここでもやはり感嘆の声を上げた。
個人宅にはありえないほどに広いお風呂場は、またピンクと赤と白のタイルが絶妙な模様に配置されていて、とにかく可愛いのだ。
どうしてゴトフリーがこういった宿屋の情報を詳しく知っているかなんて、深く考えてはいけない。
アリスよりも前に何人もの女の人と付き合ったことがあるだろうし、奥手なアリスよりもこう言った情報には通じていることだろう。
「……前に誰かと、来たことあるのかなぁ……」
赤い花びらが浮かんでいかにも女の子の好きそうなピンク色の入浴剤が入ったお湯に浸かってから、アリスはぽつりと呟いた。
これまでの言動行動などから推測をしてもゴトフリーは絶対に経験豊富だし、現在は自分と付き合ってくれているのだから、過去を気にしても仕方のないことだとはわかってはいるけど、やっぱり気になってしまう事は止められない。
「ここには、来たことないよ。先輩に前に教えてもらっただけ」
脱衣所からいきなり声が聞こえて、からんと透けたガラス戸が開いてアリスはびっくりして目を見開いた。
ゴトフリーが布を腰に巻いている状態で見事な肉体美を晒して浴室へと入って来たからだ。
「え? なんで……」
先ほどは一緒に入らないと言ったはずと絶句しているアリスを横目に、ゴトフリーはにこっと笑いながら桶を取って体に湯を掛け始めた。
個人宅にはありえないほどに広いお風呂場は、またピンクと赤と白のタイルが絶妙な模様に配置されていて、とにかく可愛いのだ。
どうしてゴトフリーがこういった宿屋の情報を詳しく知っているかなんて、深く考えてはいけない。
アリスよりも前に何人もの女の人と付き合ったことがあるだろうし、奥手なアリスよりもこう言った情報には通じていることだろう。
「……前に誰かと、来たことあるのかなぁ……」
赤い花びらが浮かんでいかにも女の子の好きそうなピンク色の入浴剤が入ったお湯に浸かってから、アリスはぽつりと呟いた。
これまでの言動行動などから推測をしてもゴトフリーは絶対に経験豊富だし、現在は自分と付き合ってくれているのだから、過去を気にしても仕方のないことだとはわかってはいるけど、やっぱり気になってしまう事は止められない。
「ここには、来たことないよ。先輩に前に教えてもらっただけ」
脱衣所からいきなり声が聞こえて、からんと透けたガラス戸が開いてアリスはびっくりして目を見開いた。
ゴトフリーが布を腰に巻いている状態で見事な肉体美を晒して浴室へと入って来たからだ。
「え? なんで……」
先ほどは一緒に入らないと言ったはずと絶句しているアリスを横目に、ゴトフリーはにこっと笑いながら桶を取って体に湯を掛け始めた。