【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
「もう攫ってしまったんだから、今更だろう。流石の竜騎士様が選んだ女だ。顔も可愛かったし体も良さそうだ。久々に良い思いが出来るな」
げらげらといくつもの不快な笑い声が、古い教会に響く。
漏れ聞こえてくる言葉に体の震えが止まらなくなった。この人達が自分をどうするつもりなのか、さっき想像した通りだった。
(それも、ゴトフリーのことも知っているなんて……どういうことだろう)
アリスは自分のことを攫ってと頼んだ誰かが居ることを感じて、背筋が寒くなった。
(アレック……アレック……お願い。私きっともうすぐ……どこかに売られちゃうから、ゴトフリーに大好きだよって伝えて)
横たわったまま泣いているアリスは、顔を流れていく涙を感じた。
もう会えなくなってしまうかもしれないけれど、どうしても、今それだけは大好きなあの人に伝えたかった。
あの時に言っていたように迎えに来てもらおうにも、今ここがどこだかわからない。
彼らは信じられない程の速度を出すことの出来る移動手段を持ってはいるが、それを使うにしても迎えに来る自分の位置がわからないと無理だろう。
げらげらといくつもの不快な笑い声が、古い教会に響く。
漏れ聞こえてくる言葉に体の震えが止まらなくなった。この人達が自分をどうするつもりなのか、さっき想像した通りだった。
(それも、ゴトフリーのことも知っているなんて……どういうことだろう)
アリスは自分のことを攫ってと頼んだ誰かが居ることを感じて、背筋が寒くなった。
(アレック……アレック……お願い。私きっともうすぐ……どこかに売られちゃうから、ゴトフリーに大好きだよって伝えて)
横たわったまま泣いているアリスは、顔を流れていく涙を感じた。
もう会えなくなってしまうかもしれないけれど、どうしても、今それだけは大好きなあの人に伝えたかった。
あの時に言っていたように迎えに来てもらおうにも、今ここがどこだかわからない。
彼らは信じられない程の速度を出すことの出来る移動手段を持ってはいるが、それを使うにしても迎えに来る自分の位置がわからないと無理だろう。