【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
「アリス・フォークナーさん、どうか俺と付き合ってください」
「お断りします」
アリスはにっこり愛想笑いして告白を断ったはずなのに、ゴトフリーはにこにこしてる。そう、彼はどんな手を使って調べたのか、休み明けのその日、朝からアリスを訪ねてこの経費書類専用窓口に現れたのだ。
「あれ? マーシュくん、また来たの。告白何回目?」
奥にある室長室に居るはずのその人の声を聞いてアリスは苦い顔をした。この人が目撃すれば、絶対面白おかしく吹聴されるのがわかっているからだ。通りがかったアリスの上司であるサハラ室長が窓口の外に居るゴトフリーを覗き込んで声をかけた。
「三回目です」
ゴトフリーは人好きする笑顔を向けて、その質問に答える。彼は柔和な外見で年上受けが良いのを絶対自分でもわかっているとアリスは確信した。そしてそれを利用するタイプだ。
「絶対二人の結婚式には呼んでよー、約束だからね」
「もちろんお呼びします。室長には式後のお披露目パーティーで、乾杯の音頭をお願いしようかと」
「お断りします」
アリスはにっこり愛想笑いして告白を断ったはずなのに、ゴトフリーはにこにこしてる。そう、彼はどんな手を使って調べたのか、休み明けのその日、朝からアリスを訪ねてこの経費書類専用窓口に現れたのだ。
「あれ? マーシュくん、また来たの。告白何回目?」
奥にある室長室に居るはずのその人の声を聞いてアリスは苦い顔をした。この人が目撃すれば、絶対面白おかしく吹聴されるのがわかっているからだ。通りがかったアリスの上司であるサハラ室長が窓口の外に居るゴトフリーを覗き込んで声をかけた。
「三回目です」
ゴトフリーは人好きする笑顔を向けて、その質問に答える。彼は柔和な外見で年上受けが良いのを絶対自分でもわかっているとアリスは確信した。そしてそれを利用するタイプだ。
「絶対二人の結婚式には呼んでよー、約束だからね」
「もちろんお呼びします。室長には式後のお披露目パーティーで、乾杯の音頭をお願いしようかと」