【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
「こっちに来る用事があったし、久しぶりにアリスさんの顔が見たかったんだよ。最近はお前しかここに来れてないだろ」
そしてアリスに手を振るとレオは去って行ってしまう。その姿勢の良い背中を半信半疑で彼に言われた通りにじっと見ていると、ゆっくりと近づいてきたゴトフリーが言った。
「レオと何話してたの?」
「内緒」
「……レオみたいな顔が好きなの?」
その不貞腐れた面白くなさそうな顔を見上げて本当にレオの言う通りだったと思って笑ってしまったアリスは言った。
「そういう訳じゃないけど、眼鏡かけたインテリって感じでレオさん素敵よね。女性の文官達にも人気あるんだよ」
思わぬ新たなゴトフリーの一面を見た気がして、アリスははにかんだ。
「ふーん」
そう呟くとおろむろにアリスのかけていた眼鏡を取り、ゴトフリーはその眼鏡をかけてびっくりしたまま目を瞬く彼女を見下ろした。
「どう? 俺も頭良さそうに見える?」
にこっと無邪気に笑ったその可愛らしい顔が、思ったより深く胸に刺さってしまった気がして、アリスはやっぱり心の中と違うことを言ってしまった。
そしてアリスに手を振るとレオは去って行ってしまう。その姿勢の良い背中を半信半疑で彼に言われた通りにじっと見ていると、ゆっくりと近づいてきたゴトフリーが言った。
「レオと何話してたの?」
「内緒」
「……レオみたいな顔が好きなの?」
その不貞腐れた面白くなさそうな顔を見上げて本当にレオの言う通りだったと思って笑ってしまったアリスは言った。
「そういう訳じゃないけど、眼鏡かけたインテリって感じでレオさん素敵よね。女性の文官達にも人気あるんだよ」
思わぬ新たなゴトフリーの一面を見た気がして、アリスははにかんだ。
「ふーん」
そう呟くとおろむろにアリスのかけていた眼鏡を取り、ゴトフリーはその眼鏡をかけてびっくりしたまま目を瞬く彼女を見下ろした。
「どう? 俺も頭良さそうに見える?」
にこっと無邪気に笑ったその可愛らしい顔が、思ったより深く胸に刺さってしまった気がして、アリスはやっぱり心の中と違うことを言ってしまった。