【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
嵐のような年度末も終わり、やっとのことで戻ってきた平穏な時間の中、エディが書類を出しにアリスの元を訪れた。その彼が発した言葉を理解出来なくて、アリスの頭は真っ白になった。
「え……あの、ゴトフリーが、どうしたの?」
嫌な予感がして震える声を返したアリスにエディは口を押さえると、焦った顔をした。
「……あれ? アリスちゃん、ゴトフリーの緊急連絡先に登録されているよね? 知らせが行ってない?」
命がかかった戦いの中に身を置く騎士が緊急連絡先に登録するということは、配偶者か、恋人の特権だ。その騎士に何かあった時に一番に連絡が行くようにと作られた制度でもある。
目の前の青くなった顔に首を振ってから、アリスは言った。
「あのっ……私達、その付き合ってなくて……」
その言葉を聞いて、エディはあーっと息をつくと言いにくそうに言葉を重ねた。
「そうか、ごめん。俺、また余計なこと言ってしまった。ゴトフリー、新人が無茶したのを庇って、大型の魔物の睡眠毒を吸い込んじゃってね……その、三日前からずっと眠っているんだ」
「え……あの、ゴトフリーが、どうしたの?」
嫌な予感がして震える声を返したアリスにエディは口を押さえると、焦った顔をした。
「……あれ? アリスちゃん、ゴトフリーの緊急連絡先に登録されているよね? 知らせが行ってない?」
命がかかった戦いの中に身を置く騎士が緊急連絡先に登録するということは、配偶者か、恋人の特権だ。その騎士に何かあった時に一番に連絡が行くようにと作られた制度でもある。
目の前の青くなった顔に首を振ってから、アリスは言った。
「あのっ……私達、その付き合ってなくて……」
その言葉を聞いて、エディはあーっと息をつくと言いにくそうに言葉を重ねた。
「そうか、ごめん。俺、また余計なこと言ってしまった。ゴトフリー、新人が無茶したのを庇って、大型の魔物の睡眠毒を吸い込んじゃってね……その、三日前からずっと眠っているんだ」