理王くんの甘い罠
「……あの子とさ、結構仲良しな感じ?」

「え、どうして?」

「ただの興味」

「まあ、仲良しな方……かな」


莉子ちゃんはへぇ〜と口角を上げた。


「そっかそっか!」

「何ー!ニヤニヤしないでよっ!」

「気にすんなって〜」


仲良しって……ほど、一緒にはいないけど、そこまで喋ったことのある後輩くんも別にまだ、いないし。


「……次の授業なんだっけ?」

「物理だった気がする〜教室移動しよ」

「物理かぁ……」


物理も数学っぽいところあるから、あんま得意じゃないんだよなぁなんて思いながらも、荷物をまとめた。


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