理王くんの甘い罠
急いでダッシュをして、どうにか間に合うことができた。




「……げっ……!?」

バスは間に合ったけど、電車は一本遅いものに乗らないと……。

ショックだけど、間に合わないわけじゃないからとひとまず安堵した。



「……あれ?」


そんな、2文字に私の胸は踊る。


「浅羽さん?珍しいね、この時間」

「し、しし、四条せんぱっ……!?」


……どうしてだか、私の最寄りに四条先輩がいるのですがっ……!?


「あ、あれ、ど、どうしてここに……?」

「俺、元々ここが最寄りだよ?」

「え!?そ、そうだったんですか……!?」


今にも心臓が爆発してしまいそうだ。

もう、自分の鼓動しか聞こえないぐらい、この人のことで頭がいっぱい、で……



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