本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません

「右目だけ細める優しい笑顔の要さんが好きです。仕事に厳しい要さんが好きです。お酒に酔ってグダグダになってしまう可愛い要さんが好きです。鉄道模型の話に目を輝かせて語る要さんが好きです。少し淋しがり屋な要さんが好きです。変な嘘を付く要さんが好きです。要さんの全てが好きです。大好きです!」

「・・・・・・。」

「私、臼井千佐は、このまま一生この姿、ミチルの姿のままでいます。要さんが好きなミチルのままでいます。だから・・・」
知らぬ間に、私の頬が涙で濡れていた。

「だから・・・私を・・・もう一回ミチルを・・・好きになってくれませんか?」

< 139 / 145 >

この作品をシェア

pagetop