本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません
「さ。今のうちにその化粧を落としておいで。」
「え・・・でも、要さんはミチルのこの姿が好きなんじゃ・・・」
「ミチルちゃんとはさっきお別れしただろ?忘れちゃった?」
「あ・・・。」
「それに俺はミチルちゃんを顔で好きになったわけじゃない。ましてや君がこだわるB専ってやつでもない。だから君はそのままでいいんだ。」
それってそのままの臼井千佐が要さんの恋人になっていいってことだよね?
これってほんとに現実?夢じゃないよね?
私はほっぺたを思い切りつねってみた。
「痛っ!」
要さんがいつかのようにプッと噴き出して笑った。
「何してんの?」
「えっと・・・夢かもしれないと思って。」
「じゃあ夢じゃないとわからせてあげる。俺からもう一回改めて言わせてくれる?」
「は、はい。」
「好きです。臼井千佐ちゃん。俺と付き合ってくれませんか?」
そう言うと要さんは私の顔を両手で引き寄せ、甘い口づけをくれた。