本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません
「私・・・変わりたかったんです。職場でウスイサチって呼ばれて・・・いてもいなくても同じな、影の薄い自分が嫌だった。だから元気で明るい人間に生まれ変わりたかったんです。」
「馬鹿だな。」
要さんが私の目尻に残った涙を指で拭った。
「俺は、控えめだけど周りにちゃんと気配りが出来て、いつも一生懸命に仕事をする君のままでいいと思う。君はそのままで十分魅力的だ。ま、必死にミチルを演じる君も可愛かったけどね。でも・・・」
「でも?」
「さっきの告白で、ミチルより千佐の方が100倍好きになった。」
「!!!」
「それにしても、まさかこんな形で君に愛を伝えてもらえるとは思ってもみなかった。えーと、どんな俺が好きなんだっけ?右目を細める優しい笑顔の」
「わあ!!恥ずかしいですから!心のメモに留めてください!」
「俺、一言一句正確に記憶したけど。」
要さんは心から嬉しそうな笑みを浮かべた