本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません

「ま、甘い物でも飲んで、気分転換したら?」
「はい!あ、ありがとうございます!」

私はそこで、何日かぶりの笑顔を取り戻した。

「それと。」
さらに和木坂課長はこう付け加えた。

「いつも余計な仕事を押し付けられているけど、都合が悪いときはちゃんと断われよ?臼井千佐さん。」
「は、はい。」

それから二言三言何かを話したけれど、緊張しすぎていて何も覚えていない。
和木坂課長が片手を挙げてその場を去るまで、私は顔を赤くして頷くばかりだった。
ただ、和木坂課長が落ち込んだ私を励ましてくれているのだけは、しっかりと伝わってきた。
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