【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「そうだよね。そう、言ってくれると思っていた。スイレンちゃんは、確か種から花にすることも出来るんだよね? ガーディナー商会は、女性のドレスとか夜会なんかで身につける貴金属を主に扱っているんだ。そんな店だから、店内を彩る花はいくらあっても良いんだ。注文した分は、すべてこちらが買取るからさ。損をすることはない。お試しでも良いから、働いてみて」
「はい!」
思ってもいなかった嬉しい仕事の斡旋を受けて、スイレンは勢い良く大きく頷いた。
ブレンダンの隣に居るクラリスは、可愛らしい顔なのに苦虫を噛み潰したような表情になりとても不満そうだ。
兄とスイレンをくっつけようと思っている彼女の言わんとしている事は、理解しているのだが、スイレンはそれが叶わなくても、この先ずっとデュマース家で世話になるつもりはなかった。
出来るのなら、自分が唯一自在に使える花魔法を使って、ある程度のお金を稼げるようになりたいと、そう考えていたところだった。
だから、先ほどのブレンダンの言葉は、願ってもいないことだった。
「はい!」
思ってもいなかった嬉しい仕事の斡旋を受けて、スイレンは勢い良く大きく頷いた。
ブレンダンの隣に居るクラリスは、可愛らしい顔なのに苦虫を噛み潰したような表情になりとても不満そうだ。
兄とスイレンをくっつけようと思っている彼女の言わんとしている事は、理解しているのだが、スイレンはそれが叶わなくても、この先ずっとデュマース家で世話になるつもりはなかった。
出来るのなら、自分が唯一自在に使える花魔法を使って、ある程度のお金を稼げるようになりたいと、そう考えていたところだった。
だから、先ほどのブレンダンの言葉は、願ってもいないことだった。