【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「とりあえず、今は身体を良くすることを考えて。そこにある紙袋の中に、手紙と筆記用具を買ってきているから。もし、僕に連絡を取りたい時は、リカルドに手紙を渡してくれたら良い。あいつとは、どうせ嫌でも職場で会うことになるからね」
「ちょっと! お兄様を、配達人にするつもり?」
他の男への手紙を兄に運ばせるなんてと、驚いた顔をしたクラリスにブレンダンは余裕ある様子で微笑んだ。
「リカルドが断るのなら、別に良いよ。手紙を届けてくれる方法を、他に考える。クラリスも、少しは令嬢らしくして大きな声を出すのは、やめた方が良いんじゃないかな。じゃあね。スイレンちゃん。お大事に。手紙を待っているよ」
手を振って器用に片目を閉じると、ブレンダンは颯爽として扉に向かい去って行く。
「……ブレンダン・ガーディナーなんか、信用したらダメよ。きっと、何かを企んでいるんだから……」
「ちょっと! お兄様を、配達人にするつもり?」
他の男への手紙を兄に運ばせるなんてと、驚いた顔をしたクラリスにブレンダンは余裕ある様子で微笑んだ。
「リカルドが断るのなら、別に良いよ。手紙を届けてくれる方法を、他に考える。クラリスも、少しは令嬢らしくして大きな声を出すのは、やめた方が良いんじゃないかな。じゃあね。スイレンちゃん。お大事に。手紙を待っているよ」
手を振って器用に片目を閉じると、ブレンダンは颯爽として扉に向かい去って行く。
「……ブレンダン・ガーディナーなんか、信用したらダメよ。きっと、何かを企んでいるんだから……」