【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
少年の後から部屋へと慌てて入って来たリカルドは、紅色の髪の男の子の首根っこを掴み簡単に持ち上げると床の上に立たせた。
(この子は、誰なの?)
親し気な美少年の正体が思い当たらずに、目を丸くして驚いているスイレンに対してリカルドは、ふうっと大きなため息をついた。
「スイレン。これは、ワーウィックだ。俺の竜の」
それを聞いても驚きの表情のままでスイレンは、リカルドとワーウィックと呼ばれた少年を交互に見た。
スイレンが言葉をなくしているのを見て、えへへと言わんばかりに、ワーウィックは、とても嬉しそうな顔をしている。彼とは対照的に、リカルドは面白くなさそうな仏頂面だ。
スイレンは、ぽかんとしたままで彼ら二人の姿を交互に見た。
なぜ、彼の竜の名前がここで呼ばれたのだろう。想定もしなかった事態に、理解が追いついていかない。
(もしかして……あの、大きな火竜がこの小さな少年になったの……?)
(この子は、誰なの?)
親し気な美少年の正体が思い当たらずに、目を丸くして驚いているスイレンに対してリカルドは、ふうっと大きなため息をついた。
「スイレン。これは、ワーウィックだ。俺の竜の」
それを聞いても驚きの表情のままでスイレンは、リカルドとワーウィックと呼ばれた少年を交互に見た。
スイレンが言葉をなくしているのを見て、えへへと言わんばかりに、ワーウィックは、とても嬉しそうな顔をしている。彼とは対照的に、リカルドは面白くなさそうな仏頂面だ。
スイレンは、ぽかんとしたままで彼ら二人の姿を交互に見た。
なぜ、彼の竜の名前がここで呼ばれたのだろう。想定もしなかった事態に、理解が追いついていかない。
(もしかして……あの、大きな火竜がこの小さな少年になったの……?)