【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
リカルドが背を向けて行ってしまっても、スイレンはぼーっとして彼の去った戸を見つめてしまった。
天井から水滴が落ちる音がして、はっとする。
どれだけ、リカルドに夢中になれば良いのだろう。
頭の中が彼のことでいっぱいになって、何も他に考えられなくなる。それが良いことなのか、悪いことなのか。。それすらも、もうわからなくて。
◇◆◇
「スイレン!」
紅い髪をした小さな少年は、身支度を済ませていて、階段を降りて来たばかりのスイレンに勢いよく抱き着いた。
「ワーウィック! 貴方……もう、動いて大丈夫なの?」
それが誰であるかを認識して、喜びの声を上げたスイレンからワーウィックは一度離れると、胸を張るようにして、にっこりと笑った。
「もっちろん。魔の山だったから、イクエイアスの加護がなかっただけ。あの時は状態異常の魔法にかかってしまっていたけれど、今はもう全然平気。それより、僕が居ない間に、クライヴと仲良くしたらしいね?」
変なところで嫉妬心を出して来たワーウィックに、スイレンはふふっと微笑んだ。
天井から水滴が落ちる音がして、はっとする。
どれだけ、リカルドに夢中になれば良いのだろう。
頭の中が彼のことでいっぱいになって、何も他に考えられなくなる。それが良いことなのか、悪いことなのか。。それすらも、もうわからなくて。
◇◆◇
「スイレン!」
紅い髪をした小さな少年は、身支度を済ませていて、階段を降りて来たばかりのスイレンに勢いよく抱き着いた。
「ワーウィック! 貴方……もう、動いて大丈夫なの?」
それが誰であるかを認識して、喜びの声を上げたスイレンからワーウィックは一度離れると、胸を張るようにして、にっこりと笑った。
「もっちろん。魔の山だったから、イクエイアスの加護がなかっただけ。あの時は状態異常の魔法にかかってしまっていたけれど、今はもう全然平気。それより、僕が居ない間に、クライヴと仲良くしたらしいね?」
変なところで嫉妬心を出して来たワーウィックに、スイレンはふふっと微笑んだ。