【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
もしかしたらブレンダンに心配を掛けてしまっているのかもと真面目な顔で言ったスイレンに、ブレンダンは吹き出して明るく笑いながら言った。
「はは。それは全く心配をしてないけど……クライヴは、君の魔力が美味しいらしいよ。竜はね。獣の肉なんかをあまり食べない代わりに、空をこうして飛びながら大気中にある魔力を取り込むんだ。君の出した花は、ほっぺたがとろけるほど甘くて美味しいって……そうか。僕も、以前に聞いたことある。壮麗なガヴェアの王都名物の花娘。綺麗どころばかりって、聞いていた。スイレンちゃんは、その花娘の一人だったんだ」
彼の言葉に頷いたスイレンを見て、ブレンダンは端正に整った顔を傾げた。
「ねえ。スイレンちゃん、僕にしない? あいつと同じ竜騎士でも、僕だったら平民の君を嫁にしたって問題ない。引退したら、裕福な商家の嫁だ。貴族の嫁なんかより、絶対に君に向いていると思うけど?」
甘い声で耳元で囁かれ、えっと驚いて、彼の顔の方向を振り返りかけたスイレンは目を見開いて彼の背後の光景に驚いた。
ブレンダンの背中目掛けて、巨大な火の塊がすぐ傍にまで迫って来ていたからだ。
「はは。それは全く心配をしてないけど……クライヴは、君の魔力が美味しいらしいよ。竜はね。獣の肉なんかをあまり食べない代わりに、空をこうして飛びながら大気中にある魔力を取り込むんだ。君の出した花は、ほっぺたがとろけるほど甘くて美味しいって……そうか。僕も、以前に聞いたことある。壮麗なガヴェアの王都名物の花娘。綺麗どころばかりって、聞いていた。スイレンちゃんは、その花娘の一人だったんだ」
彼の言葉に頷いたスイレンを見て、ブレンダンは端正に整った顔を傾げた。
「ねえ。スイレンちゃん、僕にしない? あいつと同じ竜騎士でも、僕だったら平民の君を嫁にしたって問題ない。引退したら、裕福な商家の嫁だ。貴族の嫁なんかより、絶対に君に向いていると思うけど?」
甘い声で耳元で囁かれ、えっと驚いて、彼の顔の方向を振り返りかけたスイレンは目を見開いて彼の背後の光景に驚いた。
ブレンダンの背中目掛けて、巨大な火の塊がすぐ傍にまで迫って来ていたからだ。