【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
高い悲鳴を上げたスイレンを余裕の顔で片腕でぎゅっと抱きしめると、ブレンダンは無言でクライヴを急上昇させた。
「あっぶないなあ、僕とクライヴじゃなかったら死んでたよ……僕たちは、楽しい空の散歩をしていただけ。何しに来たんだよ、リカルド。お前は凱旋式の主役だろ」
青い空に浮かぶ、深紅の竜ワーウィック。その竜に騎乗しているのは、先程凱旋式に出ていた時に見た正装そのままのリカルドだ。
そして、なぜかこちらを強い瞳で睨み、顔を歪めて怒っている様子だった。
予想外のあまりの出来事に、思わず震えているスイレンの背中を撫でるブレンダンは、ふうん? と目を細め、どこか一人納得したように頷いた。
「ほら見ろ。スイレンちゃんもこうして、震えて怯えている。ここは、攻撃するのが当たり前の戦場じゃないぞ。そんな事も、わからないのか。戦闘バカが」
挑発するようなその言葉に、リカルドは地を這うような低い声で怒りを露わにした。
「……スイレンを渡せ。なんで、お前とここにいる」
「あっぶないなあ、僕とクライヴじゃなかったら死んでたよ……僕たちは、楽しい空の散歩をしていただけ。何しに来たんだよ、リカルド。お前は凱旋式の主役だろ」
青い空に浮かぶ、深紅の竜ワーウィック。その竜に騎乗しているのは、先程凱旋式に出ていた時に見た正装そのままのリカルドだ。
そして、なぜかこちらを強い瞳で睨み、顔を歪めて怒っている様子だった。
予想外のあまりの出来事に、思わず震えているスイレンの背中を撫でるブレンダンは、ふうん? と目を細め、どこか一人納得したように頷いた。
「ほら見ろ。スイレンちゃんもこうして、震えて怯えている。ここは、攻撃するのが当たり前の戦場じゃないぞ。そんな事も、わからないのか。戦闘バカが」
挑発するようなその言葉に、リカルドは地を這うような低い声で怒りを露わにした。
「……スイレンを渡せ。なんで、お前とここにいる」