【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「あいつが嫌になったら。いつでも、僕のところにおいで」
ブレンダンはスイレン本人の希望ならという態度で、火竜ワーウィックのギリギリにまでクライヴを近づけると、スイレンをリカルドに慎重に引き渡した。
鞍に腰かけた途端に、ぎゅっとリカルドの太い腕がスイレンの細い腰に巻きついた。
「あのっ……ガーディナー様。ありがとうございます」
すぐに旋回しようとしたワーウィックに、慌ててブレンダンに声をかけたスイレンににこっと笑いかけるとブレンダンは手を振ってゆっくりと下降していった。
それに目をやって見送るスイレンを見て、リカルドは腕の力を少しだけ強くした。
「空き時間が出来たから。一度、家に帰ったらいなくて……心配した。なんで。こんな格好なんだ?」
着飾った彼女を、初めて間近で見たせいだろうか。信じられないような驚いた顔をして、リカルドはスイレンを見下ろした。目の縁も、赤く見えているのは気のせいだろうか。
「あの、これは……ガーディナー様が買ってくださって……」
ブレンダンはスイレン本人の希望ならという態度で、火竜ワーウィックのギリギリにまでクライヴを近づけると、スイレンをリカルドに慎重に引き渡した。
鞍に腰かけた途端に、ぎゅっとリカルドの太い腕がスイレンの細い腰に巻きついた。
「あのっ……ガーディナー様。ありがとうございます」
すぐに旋回しようとしたワーウィックに、慌ててブレンダンに声をかけたスイレンににこっと笑いかけるとブレンダンは手を振ってゆっくりと下降していった。
それに目をやって見送るスイレンを見て、リカルドは腕の力を少しだけ強くした。
「空き時間が出来たから。一度、家に帰ったらいなくて……心配した。なんで。こんな格好なんだ?」
着飾った彼女を、初めて間近で見たせいだろうか。信じられないような驚いた顔をして、リカルドはスイレンを見下ろした。目の縁も、赤く見えているのは気のせいだろうか。
「あの、これは……ガーディナー様が買ってくださって……」