【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
リカルドはスイレンの答えを聞いて、何故か気分を悪くしたようだった。眉を上げて気に入らない事を示すように、鼻を鳴らした。
「こうした空の散歩に行きたいのなら。俺とワーウィックが、また連れて行こう。今日はもう帰ろう」
「はい」
彼の言葉に素直に頷いたスイレンは、来た方向へと進路を変えたワーウィックの鼻先に魔法の花を出した。
予想通りと言うべきか。クライヴと同じように、大きな口を開けてパクリと花を飲み込んだ。
嬉しそうにキュルキュルという鳴き声を出し、ねだるように後ろを振り向きながらワーウィックは前へと進む。
「……君の魔力は、すごく甘いそうだ。もっと欲しいと」
ワーウィックにそれを言うようにと伝えられたのか、リカルドは渋々と言葉を出した。
「ふふっ……さっき、クライヴも同じようなことを言っていました。竜には、私の魔力が甘く感じるんですね。不思議ですね」
いくつかの花をワーウィックの鼻先に浮かべながら、宙に魔法の花を振り撒いていく。花を追い掛けるようなワーウィックは上機嫌で、口元から小さな火を吐き出したりもしていた。
「こうした空の散歩に行きたいのなら。俺とワーウィックが、また連れて行こう。今日はもう帰ろう」
「はい」
彼の言葉に素直に頷いたスイレンは、来た方向へと進路を変えたワーウィックの鼻先に魔法の花を出した。
予想通りと言うべきか。クライヴと同じように、大きな口を開けてパクリと花を飲み込んだ。
嬉しそうにキュルキュルという鳴き声を出し、ねだるように後ろを振り向きながらワーウィックは前へと進む。
「……君の魔力は、すごく甘いそうだ。もっと欲しいと」
ワーウィックにそれを言うようにと伝えられたのか、リカルドは渋々と言葉を出した。
「ふふっ……さっき、クライヴも同じようなことを言っていました。竜には、私の魔力が甘く感じるんですね。不思議ですね」
いくつかの花をワーウィックの鼻先に浮かべながら、宙に魔法の花を振り撒いていく。花を追い掛けるようなワーウィックは上機嫌で、口元から小さな火を吐き出したりもしていた。