婚約者の愛が重すぎるのでわからせようと思います!
「うん。ここの夕日、本当に綺麗だから」
毎日見ても見飽きない。
そしてそこにルーカスがいてくれれば、この景色はますます尊いものになる。
「君の方が綺麗だよ、ゾーイ」
私の隣に来てふわりと微笑むルーカスに、私の鼓動はどんどん大きくなっていった。
好きが溢れて溢れて止まらない。
私はやっぱり、ルーカスが大好きだ。
ルーカスの愛は重すぎる。
だからこそ、息が詰まることもあるけれど、同時に心地いいと思っているのも確かだ。
ルーカスと柔らかく微笑みあって、見つめ合う。
それから吸い込まれるようにお互いに唇を重ねた。
『アナタたちある意味お似合いだと思うけど?』
アリアのいつの日かの呆れたような声が聞こえる。
私もそう思うわ、アリア。
最愛の人ルーカスからの重たすぎる愛を受け入れられる私と、どこまで深い愛を捧げてくれるルーカス。
私たちだからこそ成り立つ関係なのだ。