僕ら×回目の卒業式を
個室にもレイジはいなかった。
もしかしてと思い、ニコルと僕はマストの方へ向かった。
キリル…いや。他のみんなが脱落した場所だ。
ノアも…レイルも…
「くっ…」
「あら。レイジじゃない」
レイジがいた。
無言でこっちも見ない。
「レイジ…」
「キリルは何で笑ってたのかしら」
キリルは最期、笑ってた。
こんなにも笑顔なキリルを見たことがない。
でもその笑顔が彼の最期だったなんて。
「キリルが、それが一番いいって、思ったから」
「いいわけ…」
「でも!」
「せっかくなら…ウチが犠牲になってもよかったのに…」
もしかしてと思い、ニコルと僕はマストの方へ向かった。
キリル…いや。他のみんなが脱落した場所だ。
ノアも…レイルも…
「くっ…」
「あら。レイジじゃない」
レイジがいた。
無言でこっちも見ない。
「レイジ…」
「キリルは何で笑ってたのかしら」
キリルは最期、笑ってた。
こんなにも笑顔なキリルを見たことがない。
でもその笑顔が彼の最期だったなんて。
「キリルが、それが一番いいって、思ったから」
「いいわけ…」
「でも!」
「せっかくなら…ウチが犠牲になってもよかったのに…」