僕ら×回目の卒業式を
「例えばそこにいるカチューシャをかけた男の子が学級委員のノアくん!10月30日が誕生日で、趣味は確か水族館巡りだっけ?」
え…すごい。
「…」
「ありゃ?驚きすぎて固まっちゃったかな?」
名前や趣味どころか立場や誕生日まで当てちゃうなんて…
「ちなみに実はき…」
「もういいもういい!!!」
ノアの鶴の一声にみんなが鎮まる。
…?
「ああーそうかちなみに僕はネイルさ!って、指につけるカラフルなやつではないぞ?」
「おい」
今度はハルヤの声でみんなが鎮まる。
「卒業号だかなんだか知らんが、なんでオレらが船にいるんだ」
「おー失礼失礼!」
するとどこからか小さなホワイトボードをネイル(…だっけ)が出した。
「君らにはちょっとしたゲームをやってもらいたくてね」
ゲーム?
「僕はそのゲームの案内役なのさ。んじゃ、ルールを説明するね!」

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