またあなたに出会えたら(仮)

???

 僕らはずっと一緒だった。
家も近くて、歳も同じ。誕生日も近くて保育園も一緒。もちろん小学校も一緒だったし中学校もずっと一緒。
だから、これからもずっと一緒。
そう思っていた。

今年の夏、君は死んだ。
突っ込んできたトラック運転手の飲酒運転が原因で、こっちに非は一切無かった。
何故か不思議と涙は出なかった。
僕は受け入れられなかった。君がもうこの世界にいないなんて、信じられなかった。
信じたくなかった。
ずっと僕の隣で笑ってくれていた君がもういない。どこを探しても、もういない。
どれだけ会いたくても、もういない。いないんだ。
それを理解した時。僕の瞳から涙が溢れた。もう会えない。もう笑い合えない。
君の声も、顔も、何もかも触れられない。僕は大声を出して泣いた。子供みたいに泣きじゃくった。
泣き疲れて涙が止まっても、まだ指先が震えていた。

3年が経った。周りのみんなはすっかり切り替えて勉学に励んでいる。
僕はどれだけ勉強しても成績は落ちていくばかりだった。頭では理解した今でも、心が理解することを拒絶している。
いつになれば忘れられるのだろうか。いつになったら、君は僕の心から消えてくれるのだろうか。

僕を縛っている鎖はいつ朽ちるのだろうか。

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