アヤカシKiss
図書館へ一人入る。
外が暑いのは感じなかった。
でも…不思議と図書館に入ると一気に涼しいと感じた。
きっと感情的に此処まで走ってきたからだろう。
人は感情的になると何事も見えなく感じなくなるのだろうな、と。
とりあえず此処まで来たのだから
煉華の好きなライトノベルを一人先に楽しんで、
ネタバレでもしようと思い、その本を探そうとした時
「あら、花恋ちゃんじゃないの?」
「えっ?」
呼ばれた後ろの方を見ると、
そこに立っていたのは…
「茜(あかね)さんっ!
久しぶりです!
体の方は大丈夫何ですか?」
「えぇ、この通りピンピンしてるわよ!
だけど、本当はまだ主治医から暫くは大人しくしてなさいって念を押されたけど…家の事があるから…
ま、私は雪女だから。暑い所に行かなければ大半は大丈夫ってところね。で、今日はどの本読むの?」
そう言ったのは図書館に働く雪女の茜さん。
茜さんは人間と雪女のハーフで、たまに妖怪と人間の子供が産まれると、体に支障がある子供が産まれる確率が高いらしく政府はこの問題を何とかしようと、積極的に問題と向き合っている。
茜さんから聞いた話しだと、
人間と雪女の中途半端な間に生まれた子供なため、
普通の冬に生きる妖怪ならありえないのだが、
人間との間のため、肺の気管が弱く、少し体を動いただけで、咳き込んでしまったりするため、普段なら安静にしてなければならないのだが、茜さんには雪豹の男性との子供がいるため、生活をやりくりするためには、今は無理をしてでも働かればならないと、家の事で夫婦共に頑張っている。
そんな茜にさん対して私は
「ずっと前に茜さんに教えてもらったライトノベルを読もうかと…でも…。」
「ん?
きっと、煉華君と間で何か起きたのかしら?」
「え、ど、どうして分かるんですか?」
「ふふ、だって花恋ちゃん、
いつも煉華君と何かあるとこの図書館に来て
本、読んでるでしょ?知ってるのよ。うふふ。」
今度から警戒心を持って図書館に行くべきか
それとも茜さんに対して警戒を持つのか…。
いや、きっとどっちもだろうな。
「で、今回はどんなお悩み?」
そう言いながら、図書館の長椅子にどうぞ、と手招きして私は茜さんの隣に座る。
「煉華にとって私はどんな存在なのかなって思って…
今日、〝妹"って言う言葉を口にしたら、何だか分からないんですけど、煉華…怒って…いや、ムッとなって…いやいや…ふざけ、るとは違うような…」
「ふっ。
花恋ちゃん、鈍感ね。」
「えっ?
どん、か、ん?」
「そうそう。
煉華君は花恋ちゃんの事、気になってるのよ。」
「気になるって…
えっと…それはつまり…。」
茜さんは人差し指を口に当てて、
「恋におちてるのよ。」
外が暑いのは感じなかった。
でも…不思議と図書館に入ると一気に涼しいと感じた。
きっと感情的に此処まで走ってきたからだろう。
人は感情的になると何事も見えなく感じなくなるのだろうな、と。
とりあえず此処まで来たのだから
煉華の好きなライトノベルを一人先に楽しんで、
ネタバレでもしようと思い、その本を探そうとした時
「あら、花恋ちゃんじゃないの?」
「えっ?」
呼ばれた後ろの方を見ると、
そこに立っていたのは…
「茜(あかね)さんっ!
久しぶりです!
体の方は大丈夫何ですか?」
「えぇ、この通りピンピンしてるわよ!
だけど、本当はまだ主治医から暫くは大人しくしてなさいって念を押されたけど…家の事があるから…
ま、私は雪女だから。暑い所に行かなければ大半は大丈夫ってところね。で、今日はどの本読むの?」
そう言ったのは図書館に働く雪女の茜さん。
茜さんは人間と雪女のハーフで、たまに妖怪と人間の子供が産まれると、体に支障がある子供が産まれる確率が高いらしく政府はこの問題を何とかしようと、積極的に問題と向き合っている。
茜さんから聞いた話しだと、
人間と雪女の中途半端な間に生まれた子供なため、
普通の冬に生きる妖怪ならありえないのだが、
人間との間のため、肺の気管が弱く、少し体を動いただけで、咳き込んでしまったりするため、普段なら安静にしてなければならないのだが、茜さんには雪豹の男性との子供がいるため、生活をやりくりするためには、今は無理をしてでも働かればならないと、家の事で夫婦共に頑張っている。
そんな茜にさん対して私は
「ずっと前に茜さんに教えてもらったライトノベルを読もうかと…でも…。」
「ん?
きっと、煉華君と間で何か起きたのかしら?」
「え、ど、どうして分かるんですか?」
「ふふ、だって花恋ちゃん、
いつも煉華君と何かあるとこの図書館に来て
本、読んでるでしょ?知ってるのよ。うふふ。」
今度から警戒心を持って図書館に行くべきか
それとも茜さんに対して警戒を持つのか…。
いや、きっとどっちもだろうな。
「で、今回はどんなお悩み?」
そう言いながら、図書館の長椅子にどうぞ、と手招きして私は茜さんの隣に座る。
「煉華にとって私はどんな存在なのかなって思って…
今日、〝妹"って言う言葉を口にしたら、何だか分からないんですけど、煉華…怒って…いや、ムッとなって…いやいや…ふざけ、るとは違うような…」
「ふっ。
花恋ちゃん、鈍感ね。」
「えっ?
どん、か、ん?」
「そうそう。
煉華君は花恋ちゃんの事、気になってるのよ。」
「気になるって…
えっと…それはつまり…。」
茜さんは人差し指を口に当てて、
「恋におちてるのよ。」