俺が好きなのは、お前だ。~男友達の積年の片想い相手はわたしでした~
「おれの知人でな。最初は母乳育児だったんだが。不眠症に陥り、服薬のために母乳育児を断念せざるをえない状況になったやつがいるんだが。赤子が一ヶ月二ヶ月の頃は、哺乳瓶を嫌がったそうだが――搾乳でも駄目だったとな。が。
『分かった』んだろうな。
六ヶ月目に改めて別の人間がミルクやってみると――ぐいぐい飲んだ、って話だぞ。
子どもは一ヶ月もすれば様子が変わる。――もし。おまえの嫁さんが一人で出かけたいってなったら、粉ミルクの用意だけはしておいたほうがいいぞ。搾乳してもらうのも手だが」
「……搾乳って。つまり、母乳を絞ったのを、哺乳瓶かなんかに入れておくってことですか」
「搾乳機ってのがあってそれでできる。電動じゃあ無けりゃあ五千円以下で買える。持ってるかもな、嫁さん。搾乳した母乳は哺乳瓶に入れておいてもいいし、専用のパックに入れておけば冷凍もできる。いずれも、赤ホンにでも行けば全部揃う。ドラッグストアでは流石に搾乳機は売っていないが、以外の哺乳瓶粉ミルク全般売っている」
「したら……、」丈一郎は顎先を摘まむ。「そうしてみます、かね……。帰ったら早速」
『分かった』んだろうな。
六ヶ月目に改めて別の人間がミルクやってみると――ぐいぐい飲んだ、って話だぞ。
子どもは一ヶ月もすれば様子が変わる。――もし。おまえの嫁さんが一人で出かけたいってなったら、粉ミルクの用意だけはしておいたほうがいいぞ。搾乳してもらうのも手だが」
「……搾乳って。つまり、母乳を絞ったのを、哺乳瓶かなんかに入れておくってことですか」
「搾乳機ってのがあってそれでできる。電動じゃあ無けりゃあ五千円以下で買える。持ってるかもな、嫁さん。搾乳した母乳は哺乳瓶に入れておいてもいいし、専用のパックに入れておけば冷凍もできる。いずれも、赤ホンにでも行けば全部揃う。ドラッグストアでは流石に搾乳機は売っていないが、以外の哺乳瓶粉ミルク全般売っている」
「したら……、」丈一郎は顎先を摘まむ。「そうしてみます、かね……。帰ったら早速」