俺が好きなのは、お前だ。~男友達の積年の片想い相手はわたしでした~
 元彼氏とのセックスは、電気を消した室内で行われていたし、彼が要望を言うこともなかった。なんとなく、毎回ピンクやブルーの下着にはしていたが。

 以外の日は、機能性重視で服に響かない、ベージュのつるんとしたブラジャーを三つ買って、それを着倒していた。

 どうやら、丈一郎は普段の服装がシンプルな割には派手な色が好きらしく。

 艶やかな花の高貴さをたたえたワインレッド。クールな都会の匂いのするブラック。目の覚めるようなターコイズブルー。CCレモンみたいなレモンイエローのいろ。……などなど、様々ないろのブラジャーをつけさせられた。

 綾乃の記憶では、サイズがEを超えるとD以下ほど種類が豊富でなかったり、それに、安いものが手に入らなかったりしたのだが――まあ、いまつけているのもお高めではあるのだが、それにしても随分とバリエーションが豊富になったものだ。フェミニンなものや機能性を重視したもの、男性を意識したセクシー路線のものと盛りだくさんで、きっとここで半日を過ごしても飽きないことだろう。

 丸みを帯びた表面がレースで包まれ、きちんと谷間が入るものの、つけ心地は良好。
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