Sign &Attraction


「まぁ、嫌な事は飲んで忘れましょう!俺、朝まで付き合いますよ。」


そう言って前田は私の横に座り「生1つ」と注文をする。


………たまにはいいか。


「そうね。飲むしかないわ」


そう言ってビールを飲み過ぎた私は


「それでね、雄太の彼女がまたすごく可愛いのよ。結局男って顔しか見てないんじゃないの?前田、あんたもそうなんでしょ?」


「先輩飲み過ぎです…」


完全に出来上がり、前田に絡み酒をしていた。


「全然…生もう1杯。」


「…先輩、そろそろ帰りませんか?
もうすぐ終電っすよ。」


「何で帰るの?朝まで付き合うって言ったのはあんたでしょ。本当嘘つき…雄太もあんたも男って本当嘘つき…」


そして私は突然泣き出してしまった。

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