異能バトル!!
面倒な入学式が終わり、明後日になって俺たちは朝霧の家の前にいた。



「ここー?」



「そうだ。」



「たしかに。朝霧ってかいてある。」



「じゃあ早速聞いてくれる?優。」



「まあやっぱりそうくるよねー。人の家の中なんて盗聴しているみたいで嫌なんだけど。」



ブツブツ文句を言いながら能力を発動させる優。



優は超視力、超聴力、超嗅覚の持ち主だ。その能力を使って朝霧の情報を探る。



「んー。聞こえるのは家族のただの団欒とちょっと辛そうな声だけかな。」



「辛そうな声?なぜだ?しかも他の家族は気にしてないんだろ?」



「わかんないけど、何も気にせずに喋ってた。」



「話しているのは何人だった?」



「声は三人だった。」



「じゃあ四人家族か。性別は?」



「団欒していたのは多分父と母と思われる人と女の子が一人。」



「辛そうな声は?」



「女の子だね。というより俺は朝霧の声聞いたことないからどの子かわかんない。」
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