芹沢くんは攻略不能
芹沢くんの冷たい反応に負けじと女の子2人組は声をかけ続けるものの、結局芹沢くんが口を開くことはなかった。
あそこまで無視するって決め込まなくても…。
一言くらい話したらいいのに。
「ね?私の言った通りでしょ?
芹沢くんとまともに話せるの萌音くらいだって。」
ふふっいいじゃーんとか言ってにやにやしながら、左肘でつついてくる優愛。
口ではそんなことないしとか言いつつ、心のどこかにそうだったらいいなと喜ぶ自分もいた。