芹沢くんは攻略不能




まあ、それはそう。



会話した張本人の私が1番びっくりしてるもん。



見向きもせずまた寝るだろうと思ってたら、まさか話しかけられるとは…。



「萌音くらいじゃない?芹沢くんとまともに話せるの。」



「いやいや〜何言ってんの。
さすがにそれはないでしょ。」




優愛がチラリと芹沢くんの方を見るから、自然と私もそっちに目がいく。



「芹沢くんおはよう!」
「あれ、もしかして寝てたの〜??」



隣のクラスの女子達がわざわざうちのクラスに来て芹沢くんに声をかけている。



けれど、芹沢くんは見向きもせず寝ぼけた顔でスマホをいじり始める。




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