【檻の中、蝶は愛に溺れる。】
✦・━━━━━━━━━━━━━━━ ・✦
ある日、蝶花は四葉と自室で話していた。
「私は本当に居候状態ね」
「無能だから血縁関係図に載せられてないわけじゃありませんよ」
四葉は隠されている理由を知っていて、愛されていることも知っているのでこういうことが言えるのだが。
「......本当に?」
鈍感かつ無知な蝶花には理解できないらしい。
「困ったものですね。もう少し自覚してくださいな、愛されていることを」
「大切にされていることは分かるわ」
「分かってませんよ」
蝶花はもう少し自信を持てばいいのに、と思う四葉である。
「そういえば一人使用人が辞めたそうじゃない」
「そうなんですよ。仕事は増えるし終わらないしでもうパニックですよ」
辞めたのは厨房の使用人だ。
なので今頃大パニックで厨房は大変だろう。
一人減るだけで仕事というものはとても増えたように感じる。
ある日、蝶花は四葉と自室で話していた。
「私は本当に居候状態ね」
「無能だから血縁関係図に載せられてないわけじゃありませんよ」
四葉は隠されている理由を知っていて、愛されていることも知っているのでこういうことが言えるのだが。
「......本当に?」
鈍感かつ無知な蝶花には理解できないらしい。
「困ったものですね。もう少し自覚してくださいな、愛されていることを」
「大切にされていることは分かるわ」
「分かってませんよ」
蝶花はもう少し自信を持てばいいのに、と思う四葉である。
「そういえば一人使用人が辞めたそうじゃない」
「そうなんですよ。仕事は増えるし終わらないしでもうパニックですよ」
辞めたのは厨房の使用人だ。
なので今頃大パニックで厨房は大変だろう。
一人減るだけで仕事というものはとても増えたように感じる。