ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
「バーコードリーダーを使いこなすなんて、まひろ、すげえじゃん!」
「……たまたま、当たっただけだよ」

平の満面の笑顔がまぶしくて、わたしは恥ずかしげにはにかむ。
バーコードリーダーを使って、妖怪を封印する。
『自分にしかできないこと』を少しずつ見つけられた予感がした。

「あれ……?」

バーコードリーダーを見ると、画面の【収受(しゅうじゅ)完了(かんりょう)】の下に、見たこともないバグのような文字が浮かんでいた。

【警告:未確認の『王のコード』を検知しました!】

その赤い点滅は、隣で笑う平の胸元を、静かに指し示していた。
何で……?
首をかしげていると、近くで弾んだ声がした。

『すごいですの! まひろ様、お見事ですの!』

振り向くと、ナナちゃんが三本足で、くるくるとダンスを踊っていた。

「何とか、カラス天狗を封じ込めることができたな!」
「うん。平、ナナちゃん、ありがとう!」

喜びを分かち合うように、平は手を上げる。
バチンとハイタッチすると、心が温かくなるような気がした。

「……でも、うっかりしていたな。魔よけ石の封印を解いてしまうなんて……。この様子だと、他にも強力なあやかしが封じられていたのかも」

わたしのおじいちゃんが、宮下神社の神主さんだからかな?
わたしは不思議な力を3つ持っている。
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