花束に囲まれた君が残したもの。
ー背徳の花火ー
流星群を見終わると、
「終わっちゃったね…」
ツユちゃんが一言呟いた。
そして立ち上がり背伸びをする。
それを見てた僕らも同じように各々立ち上がり、体を曲げたり手を伸ばしたりして、ストレッチをした。
「すごい綺麗だった」だとか「夢みたい」だとか
言葉が交わされる。
「さて…最後にみんなで手持ち花火するか!」
そう言って片手に花火の袋を掲げたのはクワだった。
「贅沢だなぁ。」
僕は呟く。
「忘れられない日になったね。」
ヒマが満足そうな笑みで僕に言うとクワの所へ走って駆け寄り、花火を取りに行く。
みんなに紛れて、僕も花火を取りに行った。
…ハギ?
僕が向かう方向に背を向けて空を見上げるハギが目に入った。
僕はクワに「2本ちょうだい」といい、近くで着火していたユリちゃんの花火から僕の花火に火を貰うと、ハギのところに向かった。
「ハギもやるだろ?僕の花火が消える前にほら。」
僕はハギに1本花火を渡す。
僕はハギの手に持たせた花火に、僕の花火に近づけ着火した。
「ハギ、どうしたん…」
少し挙動がおかしいと思って、ハギの肩に僕は手を置き、振り向かせるとぼくは言葉を止めてしまった。
そこには微かに光る涙を流すハギがいた。
ハギはハッとした表情をした後、慌てて涙をそでで拭う。
「…星が綺麗だったんだよ。」
花火がなければ気づかなかったであろう姿に、僕は戸惑ったままでいた。
なんだろう。なにか違う気がする。
そんな僕にハギは笑って
「星見て泣くなんて恥ずかしいから、内緒だよ。」
と言った。
僕はこれ以上なにか聞くのも良くないと思い、花火に目を移す。
その途端、僕の花火は終わってしまった。
「終わっちゃったね…」
ツユちゃんが一言呟いた。
そして立ち上がり背伸びをする。
それを見てた僕らも同じように各々立ち上がり、体を曲げたり手を伸ばしたりして、ストレッチをした。
「すごい綺麗だった」だとか「夢みたい」だとか
言葉が交わされる。
「さて…最後にみんなで手持ち花火するか!」
そう言って片手に花火の袋を掲げたのはクワだった。
「贅沢だなぁ。」
僕は呟く。
「忘れられない日になったね。」
ヒマが満足そうな笑みで僕に言うとクワの所へ走って駆け寄り、花火を取りに行く。
みんなに紛れて、僕も花火を取りに行った。
…ハギ?
僕が向かう方向に背を向けて空を見上げるハギが目に入った。
僕はクワに「2本ちょうだい」といい、近くで着火していたユリちゃんの花火から僕の花火に火を貰うと、ハギのところに向かった。
「ハギもやるだろ?僕の花火が消える前にほら。」
僕はハギに1本花火を渡す。
僕はハギの手に持たせた花火に、僕の花火に近づけ着火した。
「ハギ、どうしたん…」
少し挙動がおかしいと思って、ハギの肩に僕は手を置き、振り向かせるとぼくは言葉を止めてしまった。
そこには微かに光る涙を流すハギがいた。
ハギはハッとした表情をした後、慌てて涙をそでで拭う。
「…星が綺麗だったんだよ。」
花火がなければ気づかなかったであろう姿に、僕は戸惑ったままでいた。
なんだろう。なにか違う気がする。
そんな僕にハギは笑って
「星見て泣くなんて恥ずかしいから、内緒だよ。」
と言った。
僕はこれ以上なにか聞くのも良くないと思い、花火に目を移す。
その途端、僕の花火は終わってしまった。