花束に囲まれた君が残したもの。
【廻転する日常】
ー交差の十色ー
ーまた学校生活が始まった。
結局、あの流星群を見た日以降、それぞれ解散し、学校が始まるまで、僕はみんなに会うことはなかった。
僕はいつも通り、家で本を読んだりゲームをしたりしていた。
カメラを練習するために川瀬に出かけてみたりもしたが、それ以外はほとんど普段と変わらない夏を過した。
あの日は夢だったのか…
なんて現実離れした時間を過ごしたことを疑ったりもした。
僕はボーッと歩きながら学校への道を歩いていた。
「ツッキーぃ!」
遠くからトタパタと駆け寄ってきたのはヒマだった。
「おっはよ!」
まだ夏の暑さが残っているというのに、ヒマの元気すぎる姿を見てさらに暑さを感じた。
「おはよ。今日も相変わらずなことで…」
僕は少し皮肉を言った。
「相変わらずってどういう意味?もちろんいいことだよね??」
ヒマが口をふくらませて僕に聞く。
僕は返事として苦笑いをした。
「まぁいっか!それより、今日放課後ヒラくんの試合だよね!もちろんいくよね?!あと、その後山小屋も行くよね?ツユちゃんたち新曲聞かせてくれるって言ってたし!」
ヒマは目をキラキラさせながら言った。
「僕もそのつもり。」
「じゃあ放課後待ち合わせね!じゃねぇ!」
そう言うとヒマは目の前の校門近くを歩いていたツユちゃんとユリちゃんの元に走っていった。
「相変わらず仲良いねぇ。」
今度はハギが僕の後ろから声をかけてきた。
「君ら程じゃないよ。」
僕は答えた。
ハギ、ツユちゃん、クワはあのみんなで集まった日以降も、ほぼ毎日山小屋に集まって、音楽をやっていたらしい。
その音楽を不定期にみんなで授業後に集まって、あの山小屋で聴く。
それが最近の日常になった。
下駄箱で靴を履き替える。
すると今度はユニフォームを着たヒラの姿があった。
ヒラの周りには相変わらず女子たちが集まっていた。
「よっ!ツッキー、ハギ、おはよ!」
ヒラは周りの女子を全く気にせず、僕に声をかけてきた。
「モテモテさんは朝練か?大変だな。色んな意味で。」
僕は集まる女子を横目に苦笑いをして言った。
「朝から女の子と2人で来るやつに言われたくないなぁ。」
ヒラは顎に手を当ててニヤニヤして言った。
ヒラの指す女の子とはヒマのことだろうか…
だとしたら、なにか盛大に勘違いをしている。
「ヒラ、今日試合見に行くよ。」
ハギがガッツポーズをしてヒラに言った。
「ちょっと遅れちゃうかもだけど…えっとあの場所、に俺も行くつもりだよ。楽しみにしてるぜ。」
ヒラもハギに返す。
あの場所と濁したのはきっと周りの人だかりを気にしてだろう。
ヒラとハギが話しているのはなにか新鮮だった。
この2人は夏休みが初めての絡みだったから、今まで2人で話しているのを見たことがないのも当然だ。
さらにバスケプレイヤーと作曲家、普段なら接点のない同士。
この2人だけじゃない。
ファッション好きなユリちゃん、絵を描くことが好きなシーちゃん、花や工作好きのヒマ。
一人一人並行していた僕らの日常は、あの夏をきっかけに交差するようになった。
そんな交差点を僕はカメラに映すのが日常になった。
「授業始まるよ、ヒラまた後でね。」
ハギが笑顔で言う。
女子の視線がハギに向いた。
前から思っていたが、ハギの笑顔は男の僕から見ても小動物みたいで可愛らしいと思うのだから、女子には効果抜群だろう。
ーただ残念でした。ハギは彼女持ちです。ー
僕は心の中で呟き、ハギと教室に向かった。
結局、あの流星群を見た日以降、それぞれ解散し、学校が始まるまで、僕はみんなに会うことはなかった。
僕はいつも通り、家で本を読んだりゲームをしたりしていた。
カメラを練習するために川瀬に出かけてみたりもしたが、それ以外はほとんど普段と変わらない夏を過した。
あの日は夢だったのか…
なんて現実離れした時間を過ごしたことを疑ったりもした。
僕はボーッと歩きながら学校への道を歩いていた。
「ツッキーぃ!」
遠くからトタパタと駆け寄ってきたのはヒマだった。
「おっはよ!」
まだ夏の暑さが残っているというのに、ヒマの元気すぎる姿を見てさらに暑さを感じた。
「おはよ。今日も相変わらずなことで…」
僕は少し皮肉を言った。
「相変わらずってどういう意味?もちろんいいことだよね??」
ヒマが口をふくらませて僕に聞く。
僕は返事として苦笑いをした。
「まぁいっか!それより、今日放課後ヒラくんの試合だよね!もちろんいくよね?!あと、その後山小屋も行くよね?ツユちゃんたち新曲聞かせてくれるって言ってたし!」
ヒマは目をキラキラさせながら言った。
「僕もそのつもり。」
「じゃあ放課後待ち合わせね!じゃねぇ!」
そう言うとヒマは目の前の校門近くを歩いていたツユちゃんとユリちゃんの元に走っていった。
「相変わらず仲良いねぇ。」
今度はハギが僕の後ろから声をかけてきた。
「君ら程じゃないよ。」
僕は答えた。
ハギ、ツユちゃん、クワはあのみんなで集まった日以降も、ほぼ毎日山小屋に集まって、音楽をやっていたらしい。
その音楽を不定期にみんなで授業後に集まって、あの山小屋で聴く。
それが最近の日常になった。
下駄箱で靴を履き替える。
すると今度はユニフォームを着たヒラの姿があった。
ヒラの周りには相変わらず女子たちが集まっていた。
「よっ!ツッキー、ハギ、おはよ!」
ヒラは周りの女子を全く気にせず、僕に声をかけてきた。
「モテモテさんは朝練か?大変だな。色んな意味で。」
僕は集まる女子を横目に苦笑いをして言った。
「朝から女の子と2人で来るやつに言われたくないなぁ。」
ヒラは顎に手を当ててニヤニヤして言った。
ヒラの指す女の子とはヒマのことだろうか…
だとしたら、なにか盛大に勘違いをしている。
「ヒラ、今日試合見に行くよ。」
ハギがガッツポーズをしてヒラに言った。
「ちょっと遅れちゃうかもだけど…えっとあの場所、に俺も行くつもりだよ。楽しみにしてるぜ。」
ヒラもハギに返す。
あの場所と濁したのはきっと周りの人だかりを気にしてだろう。
ヒラとハギが話しているのはなにか新鮮だった。
この2人は夏休みが初めての絡みだったから、今まで2人で話しているのを見たことがないのも当然だ。
さらにバスケプレイヤーと作曲家、普段なら接点のない同士。
この2人だけじゃない。
ファッション好きなユリちゃん、絵を描くことが好きなシーちゃん、花や工作好きのヒマ。
一人一人並行していた僕らの日常は、あの夏をきっかけに交差するようになった。
そんな交差点を僕はカメラに映すのが日常になった。
「授業始まるよ、ヒラまた後でね。」
ハギが笑顔で言う。
女子の視線がハギに向いた。
前から思っていたが、ハギの笑顔は男の僕から見ても小動物みたいで可愛らしいと思うのだから、女子には効果抜群だろう。
ーただ残念でした。ハギは彼女持ちです。ー
僕は心の中で呟き、ハギと教室に向かった。