意地悪な副社長に狂うほど愛される
悪魔との再会
本当にうまくいっていた。
副社長にも啓太にも居場所がバレていないようだ。
もしかしたら、私のことなんか、探していないという可能性もあるけれども。
私は段ボールに食材を詰めガムテープでとめた。
「奈々子先生に匿名で発送したら驚くよね」
結局、奈々子先生にも連絡先を教えられずにいた。
「心配させちゃうよね」
毎月、25日に施設に行っていた私が3日も連絡無しで姿を現していない。
荷物を発送しようかと、食材を詰めたが、匿名配送を使うと使われない可能性も高い。
でも施設で、あの人が現れる可能性もある。
私はスマホを取り出して奈々子先生に電話をかけた。
「……もしもし?」
「奈々子先生、私です。あゆ美です」
「あゆ美ちゃん!? ちょっと! どうしたの!? 心配してたのよ!」
「すみません。色々あって」
「そうなの? それは非通知ってことと関係ある?」
「……ごめんなさい」
「とにかく1度、来なさいよ」
「それは……」
「ここなら安全だから」
「もしかして誰か尋ねてきました?」
「ええ、あなたの会社の御堂さんって方と啓太くんが」
「啓太が?」
「連絡が取れないって心配してたわ、それで私が電話したら私も繋がらないから」
「み、御堂さんはなんて、言ってましたか?」
「来たら連絡してほしいって」
心臓が冷や汗をかいているようだった。
「連絡しますか?」
「してほしくないの?」
「……はい」
「あなたが嫌なら御堂さんに連絡はしないわ、だから来なさい。待ってるから」
奈々子先生の優しい声に涙が出そうだった。
「ありがとうございます」
電話を切ると奈々子は深刻な表情で、再び何処かに電話をかけた。
「もしもし、連絡来ましたよ。ええ。明日の午前中に来るって」
副社長にも啓太にも居場所がバレていないようだ。
もしかしたら、私のことなんか、探していないという可能性もあるけれども。
私は段ボールに食材を詰めガムテープでとめた。
「奈々子先生に匿名で発送したら驚くよね」
結局、奈々子先生にも連絡先を教えられずにいた。
「心配させちゃうよね」
毎月、25日に施設に行っていた私が3日も連絡無しで姿を現していない。
荷物を発送しようかと、食材を詰めたが、匿名配送を使うと使われない可能性も高い。
でも施設で、あの人が現れる可能性もある。
私はスマホを取り出して奈々子先生に電話をかけた。
「……もしもし?」
「奈々子先生、私です。あゆ美です」
「あゆ美ちゃん!? ちょっと! どうしたの!? 心配してたのよ!」
「すみません。色々あって」
「そうなの? それは非通知ってことと関係ある?」
「……ごめんなさい」
「とにかく1度、来なさいよ」
「それは……」
「ここなら安全だから」
「もしかして誰か尋ねてきました?」
「ええ、あなたの会社の御堂さんって方と啓太くんが」
「啓太が?」
「連絡が取れないって心配してたわ、それで私が電話したら私も繋がらないから」
「み、御堂さんはなんて、言ってましたか?」
「来たら連絡してほしいって」
心臓が冷や汗をかいているようだった。
「連絡しますか?」
「してほしくないの?」
「……はい」
「あなたが嫌なら御堂さんに連絡はしないわ、だから来なさい。待ってるから」
奈々子先生の優しい声に涙が出そうだった。
「ありがとうございます」
電話を切ると奈々子は深刻な表情で、再び何処かに電話をかけた。
「もしもし、連絡来ましたよ。ええ。明日の午前中に来るって」