魔族@純愛#格差&恋愛物語
「ニンゲン界への出動回数も増やしているのですが、世界的な疫病の影響で、
若くて優良な生精気を持つオスが、外で遊ばなくなっているのが原因かと」
「それだけが原因じゃないだろ?イリス?」
魔王の隣に立っている、息子のアラゴンがくわえたばこでイリス見下ろした。
黒曜石の角と、漆黒の髪、端正な顔立ちの中で、ひときわ目立つ紅深色の煌めきを持つ瞳は、周囲を威圧する。
アラゴンは次期魔王と噂される存在であり、魔族学校時代イリスのライバルでもあった。
普段は怠けて、ダルダルの面倒くさがりのくせに、与えられた仕事は完璧にこなし、何よりカリスマ性が半端ない奴だ。
「俺の分析だと、ニンゲンのオスの草食化は加速している。
しかも、アニメや漫画、ゲームキャラの2次元と遊ぶのに忙しくて、生身のメスを面倒くさいと考えているオスが増えているんだ」
アラゴンは言い終わると、煙草を大理石の床にポイと捨て、足先で踏みにじった。
「というわけで、オヤジ。
ニンゲン界でのサキュバスの活動は先細りですね。
イリス一人がどうこうできるレベルではない」
「できます!!」
若くて優良な生精気を持つオスが、外で遊ばなくなっているのが原因かと」
「それだけが原因じゃないだろ?イリス?」
魔王の隣に立っている、息子のアラゴンがくわえたばこでイリス見下ろした。
黒曜石の角と、漆黒の髪、端正な顔立ちの中で、ひときわ目立つ紅深色の煌めきを持つ瞳は、周囲を威圧する。
アラゴンは次期魔王と噂される存在であり、魔族学校時代イリスのライバルでもあった。
普段は怠けて、ダルダルの面倒くさがりのくせに、与えられた仕事は完璧にこなし、何よりカリスマ性が半端ない奴だ。
「俺の分析だと、ニンゲンのオスの草食化は加速している。
しかも、アニメや漫画、ゲームキャラの2次元と遊ぶのに忙しくて、生身のメスを面倒くさいと考えているオスが増えているんだ」
アラゴンは言い終わると、煙草を大理石の床にポイと捨て、足先で踏みにじった。
「というわけで、オヤジ。
ニンゲン界でのサキュバスの活動は先細りですね。
イリス一人がどうこうできるレベルではない」
「できます!!」