魔族@純愛#格差&恋愛物語
イリスが紫の瞳に炎をくゆらせて、アラゴンをにらんだ。

「チャンスをください!!魔王様」

「何か策があるのか?」

魔王は二人の対立が面白いのか、薄笑いを浮かべた。

「はい、ここでは申し上げるわけにはいきませんが・・・」

イリスはそう言って、周囲を見回した。

魔族は弱みにつけこんで、いたぶるのが習性だ。

常に強くあらねばならない、そして強さを見せつけることが最も重要なのだ。

「御満足のいくような結果を出しますから」

イリスは不敵な笑いを浮かべ、次にアラゴンに鋭い視線を投げた。

そう、アラゴン。

あんたの弱みを私は知っているのだからね、その威圧を込めて。

「それでは準備がありますので、失礼いたします」

イリスは立ち上がり会釈をすると、Gカップの胸を張って大広間から退出した。

これでもう、後には引けない・・・イリスは唇をかみしめた。


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