魔族@純愛#格差&恋愛物語
ツタは床まで長く伸び、さらに、幾重にもつるを伸ばして大理石の床に繁っていく。
シオンは静かに、その様子を見て
「神殿巫女は・・・王の隣に座る権利があるのです」
「だからぁ、専属契約するって!!」
イリスの叫びに、シオンは微かに横に首を振った。
「いいえ、王妃の座に座るのです。あなたは神殿巫女ですから」
<王妃の座>・・その予想だにしない言葉に、イリスは自分の口に手をあてた。
自分の心臓が、飛び出してきそうだった。
サキュバスに<真実の愛>を告白するものはいない、そう思って生きてきた。
シオンは左手の薬指にはめていた、銀の指輪をはずした。
「これをあなたに。王の紋章であるサトウカエデの刻印があります」
その間も、ツタは神殿の床を埋め、次々と花を咲かせていく。
「王妃の座に、あなたが座るのなら、婚姻の誓いを」
イリスは目を見開いたまま、催眠術にかかったように、動けない。
シオンの大きな手が、イリスの肩を引き寄せ、そのままイリスの唇に触れた。
「極上のメープルシロップを、試してみませんか」
次の瞬間、シオンの手がイリスの頭を押さえて、舌を絡めて強く吸ってきた。
え・・・・甘い・・・脳天がしびれるほどに甘い。
シオンは静かに、その様子を見て
「神殿巫女は・・・王の隣に座る権利があるのです」
「だからぁ、専属契約するって!!」
イリスの叫びに、シオンは微かに横に首を振った。
「いいえ、王妃の座に座るのです。あなたは神殿巫女ですから」
<王妃の座>・・その予想だにしない言葉に、イリスは自分の口に手をあてた。
自分の心臓が、飛び出してきそうだった。
サキュバスに<真実の愛>を告白するものはいない、そう思って生きてきた。
シオンは左手の薬指にはめていた、銀の指輪をはずした。
「これをあなたに。王の紋章であるサトウカエデの刻印があります」
その間も、ツタは神殿の床を埋め、次々と花を咲かせていく。
「王妃の座に、あなたが座るのなら、婚姻の誓いを」
イリスは目を見開いたまま、催眠術にかかったように、動けない。
シオンの大きな手が、イリスの肩を引き寄せ、そのままイリスの唇に触れた。
「極上のメープルシロップを、試してみませんか」
次の瞬間、シオンの手がイリスの頭を押さえて、舌を絡めて強く吸ってきた。
え・・・・甘い・・・脳天がしびれるほどに甘い。